過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

カテゴリ : 30代

吐いてみよっかな、くらいで始めて 12年

ダイエットを意識したのは高校生のころ。
雑誌に載っているモデルさんに憧れてこうなりたい、可愛くなりたいって思って美容全般にとても興味を持った。
クラスの中で可愛いと言われたかったし、今見たら全然可愛くないのに当時は自分を可愛いと思っていた。
倖田來未が流行っていてダイエットがブームのような感じになり軽い気持ちでダイエットしようと思った。
同じ学年の子で急に痩せた子がいて、その子はガリガリで拒食症だと思った。
でも私の好きな人が好きな子だったので、その子みたいになりたいと思った。
ダイエットは色々試したけど一番効いたのは夜ご飯抜き、というもの。
とても痩せたけど、これがきっかけでどんどん痩せにくくなりリバウンドもした
高校卒業の時には55キロまで太って自信が無くなってしまった。
専門学校で友達が出来て、何気ない会話の中で嘔吐したら痩せる、という事を知った。
吐いてみよっかな、ぐらいで始めた
それが12年続いている。


高校卒業の頃は自分は過食症だと思っていたけど、過食症よりも過食嘔吐をしてしまったことの方が今思うと良くなかったと思う。
体型の見た目は自分の理想になった。
でもどこまででストップすれば良いか分からなくなりどんどん痩せていった。
何が綺麗か分からなくなっていて、とりあえず痩せたかった。
食べたかったら食べて吐けば良い。
こんな考えがあるので食べ物に対しては好き嫌いがなくなったし、どこに行くのも食べることなら嬉しかった。
食べものがあれば彼氏なんていらなかった。

美意識は高かったけど、彼氏という存在がいなかったので恋愛はとても下手くそだった。
付き合った人は癖のある人ばかりだった。
浮気性、DV、お金がない、
専門学校を卒業して空港の職員へ、それを辞めてアパレル、アパレルを辞めて夜のキャバクラで働く。
世間から言う落ちこぼれになった気もしていた。
でも仕事自体はとても楽しくて時間もあっという間だったし充実していた。
自分にはキャバクラがとっても向いていると思った。
人には依存しないし、過食嘔吐のためにお金も欲しいし、仕事の後は過食嘔吐したかったので変な事に巻き込まれる事もなかった。
自分とお金が一番だった。


こんな生活が5年くらい経ち、28歳になった頃はじめて自分の将来について考えた。
お昼の仕事を始めて、楽しかった。
でも過食嘔吐は止まらないので、お金だけが減った。
これじゃダメだと思った。
頭では思うのにやっぱりしてしまう過食嘔吐。
今高校生の子を見ると少しぽっちゃりでも可愛いし愛嬌があると思う。
軽い気持ちで嘔吐をしちゃった私のように、情報が溢れすぎて間違えてダイエットしてしまう人はいると思う。
ダイエットなんかよりもっと違うこと頑張れば良かったと言う後悔があるけども、今気づけて良かったと思うし治していきたい。