過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : 過食

元読者モデルの過食症歴


女性 無職 21歳 東京都

~高3から20歳までダイエットと過食の繰り返し~


高校3年の夏に164cm・49kgと細身だったにも関わらず
『もっと細くなりたい』と思い、ダイエットをしてしまったのが始まり。


ごはんを減らしていっぱい歩くダイエットで47kgまで痩せたが、

それ以上は落ちずに2ヶ月後ぐらいから夕飯を多めに食べるようになった。


この頃にスーパーのお惣菜のバイトを始めて、

職場でもつまみ食いや持ち帰りをして沢山食べる日々。
ドカ食いは1ヶ月に2・3回程度だったか。


学校は遅刻や早退や欠席が多くなり、 平行して少しずつ体重も増えていき55kgぐらいに。
体型が気になってダイエットを試みるが失敗して体重に変化なし。

ドカ食いをするちょっと前から、視線恐怖と会食恐怖の症状で心療内科に通う。
高校を卒業し、漫画科の専門学校に行くが1ヶ月ぐらいしか通えなかった。

その18歳の冬、小さな工場の事務員になる。
2ヶ月ぐらい経ち薬が効き始め、不安恐怖の症状がだいぶ弱まる。


『躁』状態になり、1日500kcalしか食べないダイエットをして47kgに。
抗不安薬を飲んでいる間は、停止の状態に。
2ヶ月ぐらい多めの薬を飲み続けるが、 周りの人に迷惑をいっぱいかけて飲むのを止めた。
体重はみるみる増えて55kgに。


19歳の秋にエキストラのバイトをし、そこでできた友達に             芸能事務所のマネージャーを紹介される。

モデルを目指すためダイエットを促される。
1ヶ月で5kg痩せ、雑誌出版社やオーディションに行く。
薬の量は少なくなり、精神的にも安定していた。
事務員は辞め、ファッション誌の読者モデルになった。
カメラアシスタントのバイトも始める。
しかし、初めての雑誌撮影後からみるみる体重は増え、

4週間後の2回目の撮影時には53kgに。


もうダイエットは上手くいかず、ドカ食い週2日ペース。
モデルの仕事は3回で終わった。


それからカメラアシスタントのバイトを続けて1人暮らしを始め、

過食したり極端に食べなかったりを繰り返し55~58kgを行ったりきたり。
二十歳の秋に60kg近くに。


大量に買い込んだお菓子などをテレビを見ながら一晩で平らげる日々。
過食しか楽しみがない状態。

身体と気分は毎日重い。