過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

カテゴリ : 心と身体への悪影響

一番楽しみたかった若い時代を過食で失った

過食のみの症状です。
何より自分に自信が持てないこと、卑下してしまうことが一番つらかったです。

もともと幼いころは人前に出て積極的にいろんなことを企画したり誰もやっていないようなことをすることが好きだったのに、思春期・過食症を経てむしろ目立つ行動は避けるようになりました。
太っている自分、過食をしている自分が汚らしく思えて、それでも表現活動が好きで、人と違うことをしたい思いだけはあっただけに、相反した思いを抱えて活動をするのは非常につらいものでした。

人と話しているだけで、脳裏から「お前は醜いと思われているぞ、恥ずかしいやつだ、こんなのと話していて相手は嫌だと思っているに違いないぞ」と声が聞こえるようで、本当に本当につらかったです。

生きていると人との接触は常にあるため、絶えず責め苦にさらされているような感覚に陥りました。それでも、そこに集中していると生きていけないので見ないようにしてやり過ごして生きてきました。
また、職場や外で食事をとるのも非常に抵抗があり、「食べている」こと自体が恥ずかしくて、飲み込めず吐き出しそうになりました。
一時的に痩せるとこの症状は緩和しました。しかし何かきっかけがあっては過食し、太っての繰り返しで、今回もすごい勢いで太り続けており、自己卑下でつらいです。

実家の親、夫など実情は知っていても「食べ過ぎなだけだ」「意志の問題だ」としか認識してもらえませんでした。
引きこもりや自律神経失調症など経験してきたので、医師やカウンセラーにも相談したことはありましたが、やはり重要視はしてもらえませんでした。
明らかにおかしい食事量で、こんなにもつらくて、それでも誰も取り合ってもらえないなら大したことはないのだろうとあきらめていました。
恋愛も、人間関係も、自己否定の感情なしで築くことができず、依存関係か距離を遠くとるかの二択で健康的な関係はあまりできませんでした。
お金についても、一番ひどかった大学時代は過食のせいでお金の余裕がなく、親もぎりぎりで送ってくれたお金を過食に使いきり常にお金がありませんでした。
なぜこんなにお金がないのか自覚できず当時は不思議でしたが、完全に過食のせいでした。
一番楽しみたかった若い時代を、私は過食で失いました。

子供や家族との関係にも影響がでました。
実家でも家族仲が悪く家庭に対するイメージが悪かったため、自分が子育てしても子供に迷惑がかかるという思いがあって出産はしたくありませんでした。
それが結婚して子供を授かりましたが、イヤイヤ義実家に同居したこともあり、同居ストレス、夫への不満により、本当に子育てはつらく周りへの信用はなくなっていきました。
逃げ場が食べ物や酒しかなく、過食衝動と生活の厳しさで針の筵のような感覚でした。
ある人との出会いがありつらい不倫も経験しました。これが過食症と関係があるとのことで、あまり信じられませんが、たしかに現状から逃げたい気持ちがあることは共通しているのかなと思います。

現在プレシングルマザーで、現在も食べる量がおかしく、食べ始めると食べ続けてしまうため、食費が恐ろしくかかっています。
通常の食べ方がわからないため子供にも食べさせすぎてしまっていると思います。
金銭的にも教育的にも非常によろしくなく、強い危機感を持っており、過食衝動を治さないと将来が恐ろしいです。