本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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嘔吐が原因で早産

女性 主婦 31歳 A型 福岡県

この症状が、恋人が出来たら・・・結婚したら・・・また、引っ越したら・・・と
何かをきっかけに治るのではないかとずっと期待をしてきました。

妊娠しても変わることは出来ませんでした。
妊娠中は病院での体重管理がうるさく、それがかえってストレスとなっていたような気がしています。
またつわりで何か食べ物を口にしていないと気が済まない(食べづわり)という時期があり、症状がかえって悪くなりました。

1日1回、週2~3回、出ない時期も少しはあった位の症状が、一人目の妊娠中は週3~4回に。
二人目(ただ今妊娠7ヶ月)では1日1~2回を週3~4回と増えていました。

過食嘔吐により切迫流・早産の危険があるという知識は全くなく、
もちろん周囲へ相談したことも1度もありませんでした。
たくさん食べて苦しい時、トイレで吐いて体をかがめている時、赤ちゃんを圧迫してしまっていたのです。

一人目は早産でした
妊娠35週5日目に突然陣痛がきました。
ただ、仕事で立っていることが多かったためだとばかり思っていました。
本当に今思うと自分のしていたことが恐ろしくなってしまいました。

いつでも過食できる産休

女性 主婦 31歳 A型 福岡県

一人目を出産後、ずっと仕事をしていた私は、産休に入りました。
やはり仕事をしていた時と違ってかなり自由な時間が増えました。
赤ちゃんは昼間でも何時間か眠り、まだ寝返りの心配もなかったので、常に目が離せないという状態ではなかったのです。

家での過食嘔吐はエスカレートしていました。
また、外に容易には出られないストレス、初めての育児、どうして泣くのか言ってくれない赤ちゃん、何となく一人ぼっちのようなさみしさもありました。

昼間は話相手がいません。
症状は1日1~2回が毎日続いた時期もあります。
外に出られないので、宅配ピザや出前も頼みました。

授乳中だったので食欲も旺盛でした。
やはり常にやせ願望も強く、産後の体型維持にかなり敏感になっていたように思います。

治してから産んで欲しい

女性 主婦 30歳 O型 奈良県
私は子供が欲しかったけど2年間できませんでした。
やっとの思いで授かった嬉しさから毎日1回過食嘔吐していたのが止まりました。
しかし里帰り出産で両親の不仲を目の当たりにしたストレスから
再び週2回程度の過食嘔吐が始まりました。
妊娠後期の大きなお腹にパンパンになるまで食べ物を詰め込んで、頭の中ではこんなことしてたら早産してしまうかも、赤ちゃんダメになってしまうかもと思いながら過食嘔吐してた。
私は前の妊娠で流産を経験しています。それでも妊娠中に症状が止まらないんです。
それくらいこの病気は結婚や妊娠っていう環境の変化くらいでは治らない病気です。
ホントにやっかいです。将来妊娠を望んでいる方へぜひ治してからと言いたい。
流産する悲しみは身を引き裂かれるような辛い経験です。
そんな経験をしてたにも関わらず妊娠中に症状が出た私は、案の定切迫早産で8ヶ月の時入院しました。
病院でトイレ以外はほとんど寝たきりの状態で過ごしたおかげで無事元気な赤ちゃんを出産できました。
でもこれはたまたまです。私は運が良かっただけ。
もし微量の出血の症状がなければ、入院もせず自宅で過食嘔吐中にいきなり破水してたかもしれない・・・妊娠中の過食嘔吐は危険な賭けです。
こんな命を懸けたギャンブルは最低です。
私も病気を治してから妊娠したかったけれど夫に告知していなかったのでそうもいきませんでした。
今5ヶ月の子は元気です。でも何度も言うけれど私のようなケースはたまたま運が良かっただけ、妊娠後期の過食嘔吐は母子ともに危険です。
今ここで頑張ってる人でこれから妊娠を望む人はしっかり治してください。
私なんかが偉そうなこといえる立場じゃないけど経験者だからこそ分かるんです、赤ちゃんを失う辛さはなんともいえない!!