過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食症27年。人生の半分以上が過食嘔吐で過ぎていきました。

女性 会社員 47歳 B型

摂食障害になり27年目になります。

55キロあった私は、40キロ代になりたくてダイエットを始めたのがきっかけです。
食品のカロリー表を買って常にカロリーをチェック。
食べるものの偏りがはじまり、会社での会食、お友だちとの約束もすべて断るようになりました。
当時は念願だったダイエットに成功し体重は37キロ。すごく嬉しい気持ちだったのを思い出します。
当時の思いでの写真にはやせっぽっちのシワだらけの私が残っています。
今見るととても痛々しいほどの姿。
ダイエットが成功したと思った数日後、過食がはじまり、その後過食嘔吐がはじまりました。
自宅にある食材では間に合わず買い出しに…。
お小遣いが足りなくて万引き。
あらゆるスーパーを回りました。
その間3回補導されました。
思い出すと体が震えます。
でも、当時は万引きすることさえも快感になっていたように思います。
両親に警察まで迎えに来てもらったこともありました。
今思い出すと胸のあたりが痛くなります。

友人との楽しい時間は過食嘔吐の時間のために断り続け、今はほとんど友達はいません。
日々の合間の過食嘔吐が私のストレス発散になっているように感じます。。。
軽い気持ちで始めたダイエット。そこから、私の人生の半分を、こんな形で過ごすことになりました。

この場ではじめてカミングアウトしました。

書き込みをしながら携帯電話の画面が涙で滲んでいます。
素直に正直に話せるこの機会を大切にしたいです。