過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

息子の体に依存症の種を植えてしまったのでは…怖い

女性 会社員 34歳 O型 東京都
私にはアルコール依存の父親がいます。
私はお酒を飲んでる父の姿が
いやでいやでたまらなかった。
今は、私が過食嘔吐して、食べて吐いている姿を
旦那さんや息子たちが感じているとおもうと
やっぱり同じことをしてしまっている。
あんな嫌な思いを、子どもたちにさせてしまっているんだ。
どれだけ嫌か、私がよくわかっているはずなのに。
私は14才の息子がいたから
今まで頑張ってこれた。
苦しいながらも生きてきた。
だけど、私が生きてこれただけで
息子には何も残せていない。
過食からくるのかイライラずっとしてた。
吐くためにトイレに入った私の後を追って
心配してくれる息子になんとか「だいじょうぶだから」というのが精一杯だった。
精神的に不安定にさせたこともあった。
ちょっとした失敗で、あんなに金切り声をあげて怒鳴る必要なんてなかったのに
安心できる場所を作ってあげられなかった。
もっと手を繋いで歩きたかった。
大丈夫だよって抱きしめてあげればよかった。
絵本読んで笑って、お風呂入って遊んで、もっともっと笑いたかった。
この14年間は、もう絶対帰ってこない。
お金よりも何よりも
息子にこんな14年を与えてしまったことが苦しいです。
そして、息子の体にも私と同じ依存症の種を植えてしまったんじゃないかと
いつか息子も苦しむ日が来るんじゃないかと思うと
どうしていいかわかりません。
だから、キチンと話しを聞いて
治すための行動を選んでいきたいと思います。
やっと、とても怖い病気だと、思い始めた気がします。
こんなに自覚がないのも、この病気の怖さだと思いました。