過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食嘔吐で失った友達

女性 学生 22歳 B型 兵庫県

私は過食症になって5か月目です。
最初は食事制限のみのダイエットで5kgほど痩せることができ、とても嬉しかったです。

しかし、その後、自分の食欲をコントロールできなくなりました。
いつも食べ物のことを考えていました。
だんだんと食欲だけではなく買い物もコントロールできなくなり、大量に甘いものを買うようになりました。
そのため、お金を使うことが多くなりました。
この千円で本が買えたかもしれない、この千円でアクセサリーを買えたかもしれない、そう思っても食べ物を買うことをやめられませんでした。

口の中に手を突っ込んで吐くようになってからは、体の負担が大きかったです。
吐こうと必死になっている間、顔は鼻水と唾液と涙と胃液まみれでした。
醜いと思いつつも止められませんでした。

ずっとイライラしていたので、ちょっとしたことで友人に怒ったり八つ当たりするようになりました。
大学に入って一番の仲良しの子とは絶縁状態になりました。
とても悲しかったですが、些細なことで怒ってしまう、その衝動さえどうにもできませんでした。

いろんな薬を飲みました。
食生活を改善しよう、運動しよう、いろんなことを変えようとしました。

精神科のカウンセリングにも行ってみました。
しかし、自分の力だけだはどうにもできません。
そうかといって、誰かに頼りたくても、家族にも友人にも過食症であることを打ち明けられずにいます。