過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

最初は、些細な量だったのに・・・

女性 会社員 26歳 AB型 大阪府
過食のはじめは自分では気づいてないくらい、些細な量でした。
今考えると、これが始まりだったと思います。
仕事の休み前の仕事終わりの帰り道、
1人の自由な時間に何を買っても、誰にも何も文句を言われない時間。
お菓子を買って、食べて帰るのが毎週の楽しみでした。
きっとここで、買う楽しみと食べる楽しみを覚えたんだと思います。
費用はきまって200円ほどで収まっていました。
ある時病気で入院して、食事制限もあり、
ほとんど大好きだったお菓子も食べられない状態になり
体重もみるみる落ちて、今よりも20kg以上は痩せていました。
退院して病状も収まった頃、何かが爆発したように過食衝動に駆られました。
最初は入院前の様な量のお菓子を数日置きくらいの仕事終わりに買って食べました。
きまって、家族にも友人にも見られていない1人の時に食べました。
だんだんと量も回数も増えていき、最初は2個から3個になって、5個になり
個数と一緒に質も高いものを選ぶ様になっていきました。
お菓子だったものが、パンになったり、おにぎりになったり。
終いにはお弁当になって。
それから2年経った今では、スーパーやコンビニ、お弁当屋さんを一夜で数件まわり
それぞれで袋いっぱいの食べ物を買います。
お弁当2個、惣菜パン菓子パン3個、デザート3つ、お菓子5個。
これを30分以内に全部胃に詰め込みます。
選ぶものも、自分がずっと食べてて飽きない様に、
甘い物と塩気があるものを平等に選んで買います。
費用は1回で多い時は3000円を超える事もあります。
過食のはじめは、ふたつのお菓子でも幸せ感を得られていたはずなのに、
今ではこれだけ食べないと気が済みませんし、
気持ち悪くても食べないといけないと言う気持ちがあって
食べたくないのに食べてしまいます。
回数も今では多くて週7日ずっと続く事もあります。
本当にもう後戻りもできず、
どうしてこうなってしまったのかと後悔するばかりです。
これを考えると、数年後どうなってしまうんだろうと不安しかありません。
助けて欲しいです。
早く治したいです。