過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

もう、食べたいのか吐きたいから食べるのかわからない

女性 無職 34歳 O型
はじめの頃は過食のみでした。
毎日菓子パン、ケーキ、揚げものなど食べあさり、
不登校で家に引きこもっていたこともあり、2ヶ月で20キロ増えました。
その後症状は落ち着き普通の食事に戻ることもありましたが、
やせたい気持ちが強く、ダイエットをする度反動で過食することを繰り返していました。
過食が始まって5年後、
ダイエットの反動から過食しているとき苦しくて思わず吐いてしまいました。
そこから度々嘔吐することが多くなってきました。
苦しいけど体重が増えない、何食べてもいいんだという気持ちが勝り、
毎回嘔吐するようになりました。
量も回数も年月をかけて少しずつ増えていきました。
食べたいのか吐きたいから食べるのかわからないです。
1回500円だったのが1,000円になり、1,500円になり、
過食嘔吐から次の過食嘔吐の感覚も短くなって
いつしか食べ物中心の生活になってしまいました。
頑張っとき、イライラしたとき、習慣で、
どんな場面でも毎日必ず過食嘔吐しなければ気が済まなくなりました。
もともと社交不安もあったため、仕事も長続きせず、
どんどん自信をなくし、量と回数が増えていきました。
毎日楽しみも感じられず食べているときだけが気持ちの拠り所のような感じです。
今はふつうの食事量、満腹感がよくわからない状態です。
もうこんな生活は終わりにしたいです。