過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

自分を労わってあげたい

女性 会社員 32歳 B型 千葉県

私が過食症になったのは10年ほど前です
過食嘔吐はこの7年続いています

今思うと 高校生の時 好きな人ができて 好きになってほしくて ダイエットしてから摂食障害になっていったのかなぁ
部活動をしていましたが夜は食事を抜いていました
初めは順調に痩せていきましたが だんだん減らなくなり 下剤を使い始めました
好きな人ができればダイエット 別れると食べてリバウンド そのうちに社会人になりお酒やタバコ ストレスが加わり過食が始まりました

1、2カ月のうちに5キロくらいの変動は当たり前で胃腸炎になっては点滴をうっていました

家族にも友達にも自分が摂食障害だということは言えず
自分でも吐いてることはばれないようにとみんなが寝てから家中の食べ物をあさって過食嘔吐していました
寝静まった家のトイレで吐いてる音がわからないようにはく
情けなくて 悲しくて泣きながら食べて吐いていました
そして後悔・・・

私はなんなんだろう。モヤモヤした気分を過食嘔吐で紛らす
そんな生活を続けていました

悲しいのは家族と一緒に食事をしても味を感じないこと
食べても食べても お腹いっぱい美味しかったと言えないこと
お腹がはちきれそうなのに手と口は食べ物を探して口にどんどん詰め込んでいくこと

何故 満たされないのかわからない
仕事も泊まりなどで睡眠時間が少ないのに 休みや明けの日は嘔吐するために睡眠時間が削られていく

ホルモンバランスが崩れ きちんと月経がこないため治療が始まった

今 私はやっと自分を労ってあげようと思い始めている

センターと繋がりをもてたのも自分を労って行こう
何か自分にしてあげようって思えるようになった証拠。

私の過食嘔吐はきっと 誰かに満たして貰いたい でも誰も満たしてくれない
そこから始まった気がします

私を満たすのは自分自身 食べ物でも男でもなく 自分の気持ち
センターと繋がり 皆さんの言葉を聞き 今少しづつ私が私を満たそうと思っているのを感じます