過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

女性 会社員 32歳 A型 東京都
私が過食嘔吐をはじめたきっかけは、単純につわりでした。
私は妊娠が体に合わないようで、妊娠初期(つわりの時期)に、
重症妊娠悪阻といって水も飲めない
(正確には24時間吐き気が続き、ただ嗚咽ないし消化液を吐き続ける)状態で
1ヵ月半入院、その後も産み落とすまで気持ちの悪さが続くのです。
食べたいけれど、食べた直後から気持ちが悪くなるため
胃にものを入れたくない・・・でも食べたい・・・
食べなきゃ、食べたい・・・でも食べ終わると強烈な吐き気が襲ってくる・・・
！！！　なら食べて吐けばいいじゃん！
そして、はじめは週に１回だったのがあっというまに週３回、
その後毎日辞められなくなりました。
トラブル続きの妊娠生活でしたが、運良く子供には何の影響も出ず
それがかえって、ナンだ意外と大丈夫ジャン　となり
生めばつわりもなくなって、過食嘔吐もやめられるよ！
と軽く考えるようになり、歯止めなく転がり落ちていったのだと思います。
悪阻入院後、出産を含め２回入院していますが
勿論その間は止まっていたので、余計にいつで求められると
軽く考えるようになっていたのだと思います。
でも。。。
そもそも、この相談をうけ始めて
自分を見直すようになって、気づきました。
妊娠は結局きっかけでしかなく、本当の原因は別にあったなと。
もともとやせ願望が強くありました。
やせてたらいいな・・だったのが、痩せたいになったのには原因があります
親友がスタイルもよく、仕事もでき、頭もよく
結婚相手がハンサムで有名レストランのシェフ　という子で、
上司からも可愛がられ、夜遊びに出ればすぐに
プチセレブとでもいうのでしょうかに周りを囲まれる。
勿論仲はいいのですが
うらやましいという気持ちと劣等感が払拭できず、
一人目のつわりを期にやせることができた私は
それ以来、なんとかその細さを維持したいと
そればかり願うようになったのだと思います。
それ以来、A型であるのも手伝って、
カロリー制限を厳しく自分に課し続けてきたため
つわりはただのきっかけで、単にそんな厳しい生活が
数年で破綻したというのが正確かもしれません。
産後、辞められると思っていたのに全く辞められず、
母乳育児のストレス(出ないとか出るけど飲んでくれない・・とか
食事制限をしないと乳質が落ちるとか)から過食が始まり、
吐いている間子供が泣いているのをほっておくとか
吐きたいのに寝てくれない上の子供に八つ当たりをするまでになっています。
１０年後の未来を書き直そうと思っています。
だって、このまま行けば子供が怪我をしたり、
心に重篤な傷を受けかねない状況だと思います。
いえ、この相談でそれに気づかせてもらいました。
いま、相談を受けて過食が止まっています。
勿論、擬似停止だと認識しています。
でも、でも、
これを続けていけば擬似じゃなくなると信じて
頑張りたいと思います。