過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

治ってしまいそうなのに

女性 会社員 24歳 O型 神奈川県
私が本格的に過食嘔吐にかかったのは約1年前。
入社して配属が決まり慣れない生活、仕事に今までに味わったことない不安に毎日おそわれ、知らないうちにストレスを溜め込んでいた。
営業としてノルマを課せられ、もともと真面目にしか出来ない性分だった私は課長が行った通りに行動し、怒られたら治して、言われるままに働いた。
そんな私に課長も沢山のことを厳しく指導し教えてくれた。
でもしんどかった。お客様先に行く電車ずっと一人。中々買ってくれない。会社に戻り報告。一日の行動を厳しく否定されたようにかんじた。
段々自信が無くなった。
今まで私の取り柄は何事も一生懸命出来るところだった。有り難いことに今まではそれに伴った結果がついて来た。けれど今回は違った。頑張っても中々成果が上がらない。売れない。
その行動もやってること全てが否定されているように感じた。
あまり人と話さないことが続き次第に会社帰りや休日体力温存とかこつけて友達と会わ無くなった。
楽しみはなにもなく唯一ご飯だけが楽しみになったある休日。
直前に好きだった子に彼女ができた事も重なって、朝家にあったパンやお餅を沢山食べ、更に甘やかしてあげるつもりでコンビニでかしぱんを沢山買って家でたべて吐いた。
この時だけ、辛い自分を楽にしてあげる、この時だけにするはす゛。
これが始まりだったぁ。
それから頻度が増え、まさか平日仕事中はこんな事をするなんて思ってなかった。
酷いときは毎日毎日休みの日も友達の約束も断って、一人で買い物も出来なくなってずっと過食嘔吐していた。
平日もお昼外出先で、夜は帰宅するまでずっと食べて家のトイレで吐いた。
トイレでなんど泣いたかな。
今は家族の理解もあり友達も恵まれて良くあって自分の話をできて、酷いときからは心境は変わったし頻度も少し減った。
しかしなかなか治らない。気持ちはこのまま治ってしまいそうなのに本当にしつこい。
いい加減なおしたい。
それに次第に使う金額が増えて大好きな洋服も買えなくなってきた。
過食嘔吐してるときはそんな嫌な面に背を向けてひたすら狂ったように食べてしまう。
本当にやめなきゃ!そんな焦りから休日症状が落ち着いている時に調べてこの場所をみつけた。
きっと今ここで向き合わなくちゃ一生このまま、辛い人生。
そんなの嫌だっ!
大好きな家族大好きな友達と幸せになりたい!
きっと病気になった意味があるから治すだけじゃなくてもっと自分を大好きになれるように。楽に生きれるように。
病気を乗り越えて絶対成長するんだ!
大好きな皆と一緒に。