過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

止まらない悪循環

女性 会社員 30歳 大阪府
過食症になって半年~1年くらいは今ほど沢山食べられなかったですし吐くのが辛くて辛くてヘタクソでした。
ただ、1年くらい経った頃から今とさほど変わらず過食嘔吐していました。
衝動は今より激しく、我慢するのが堪らなく泣くほど苦しかったです。
この10年を振り返って気づいたのは、辛いことや悲しいこと、思い通りにならないことなど、ストレスが増えると過食も増えて余計にストレスが増えるという悪循環です。
心が安定してるときは比較的に過食するにしてもコントロールができますが、
不安定になるとお金や仕事などに支障きたすことが分かっていても止められません。
むしろお金が無かったり仕事に穴をあけてしまったりした方が過食を増進させてしまいます。
多分その不安を食べ物で誤魔化してるんだと思います。
何の解決にもならないどころか益々奈落の底に落ちるだけと分かっていながら。。。
この十年の変化としては、吐くことや人を誤魔化すことが上手くなったこと、
過食嘔吐が日常化しすぎて優先順位がまず過食となり、物の考え方がおかしくなってしまったことなどです。
何よりも怖いと思うのが、過食していなかった頃の感覚が思い出せないことです。
周りの大多数の人が過食せずに生きてることを不思議に思ってしまうほどです。
ここまで人間性を狂わせるのが依存症なんでしょうか?
TVのドキュメンタリーで依存症の人を見ていると全部が自分ごとに思えてきます。
人間て弱い生き物なんですね。ひとつ間違うと簡単に落ちてしまう。。。