過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

下剤、妊娠、育児。それでも止められない。

女性 主婦 27歳 岡山県
私の過食嘔吐は高校生の時からです。
その頃、かなりぽっちゃりだったんだけど、体系なんかあまり気にしてなかった。
どこからか吐けば痩せるという情報が流れてきて最初はほんの軽い気持ちで始めた。痩せてみるか!って程度。
食べ過ぎた日の晩御飯を食べ過ぎた分だけ吐く感じ。
なのに体重がみるみる落ちていくので、嬉しかった。周りからも痩せたね。って。
そりゃもう嬉しくて。もっと吐けばもっと…って毎晩吐く様になった。
20歳くらいに吐いても痩せなくなって下剤を使うようになった。
吐き始めはすごく簡単に痩せれたのに、、なぜ!?
頭の中では何キロになったら吐くのはやめようと決めてたんだけど、目標体重になっても、もっと痩せたい!と、吐き続けなければ体重維持が出来なくなる。と思って吐いてた。
毎晩嘔吐する前の食べる量が増えた。
ある時どうせ吐くなら食べなきゃいいと思って朝、昼はコーヒーだけ。それも吐いて、晩は大量に食べてすべて吐いてた。下剤も毎日飲むようになって、5キロくらい痩せた。
でも食べてないからフラフラ。
すぐイライラして友達と遊んでても頭の中は食べ物でいっぱい。
気付けばあり得ないほど食べだしてて、一人の時は朝から晩まで過食嘔吐してた。
今日沢山過食嘔吐したから明日からはしない、しない、、と日々過ぎてた。
自分が病気だと知りかなりショックで合併症が怖い事も知った。知ったけど過食嘔吐はとまらない。止まらないストレスで食べる量が増えてた。
前歯が薄く透けてきた。少しかけてる。なのに辞めれない。
妊娠!妊娠すれば子供の為に辞めれて幸せになれる。と思ってた。
実際、妊娠してから症状が出なくて(我慢してた)でも出産間近で再発。
それからは育児ストレスと過食嘔吐のストレス、日中は子供と2人の生活で過食嘔吐したい放題だった。
量がまた半端なく増えてた。
治らない病気だと諦めてた。
だけどここでみんなと出会えてゆっくりだけど完治にむけて進んでるよ。
みんなと出会えて良かった。ありがとう。