過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

綺麗になるため、体を壊して嘔吐?

「いつまでもキレイでいたい」
「痩せていたい」

「嘔吐」は、体重をコントロールできる簡単な方法かもしれません。

しかし
痩せるため と思って始めた嘔吐が習慣化してくると・・・

肌や髪などに悪影響を及ぼし、美容面で「きれい」ではなくなってきてしまいます。

「いつまでも綺麗でいたい」という気持ちを持っているのに、
その体を壊すような行為(嘔吐)をするのは 相反する矛盾した行為です。

(以下相談者の体験談です)
*——* *——* *——* *——* *——*
女性 会社員 33歳 大阪府
小さい時から太っていることがコンプレックスでした。
そして、いつも寂しかった。

いつから過食嘔吐が始ったのか覚えていません。
6~7年前だったかな。ひどくなったのはここ数カ月。

でも、最近思い出しました。小学生の時に親に隠れてポテチを食べていたのを。
私の病気はそんな小さな時期から始まっていたのかもしれません。

数年前まで母親に嫌われていると思っていました。
私は誰からも愛されていないと思っていました。
痩せていないと男性に好きになってもえないと思っていました。
ストレスや寂しさ、不安にまかせて過食しました。太りたくないから嘔吐しました。
ダイエットに成功しても満足できません。
嘔吐はいつからか、ダメな自分も一緒に流せるような気がして…。すっきりした気分を感じていました。

嘔吐をすると目の周りに赤いブツブツ(皮下出血)ができるようになりました。
これ以上続けたらもっと大変ことになるような気がしていましたが止まりませんでした。
彼に病院に行こうと言われましたが、断りました。本気で治す気がないんだと責められました。心配してくれている彼のためにも本気で病気と向き合って完治したい。

このままでは、人の役に立ちたいと思って就いた仕事もダメにしてしまう。もっともっと自分のことを嫌いになってしまう。病気を治して、自分や家族を愛せるようになりたい。