こんなこと望んでなんかいない
女性 主婦 35歳 茨城県
私が初めて過食をしたのは、17才、高校3年最後の
春休みでした。
4月からは短大生として楽しい学生生活を送るはずが、
過食により全く真逆の人生へと転落しました。
短大に通い初めてからも過食はなくなることはなく、
過食をした日はうつ状態になり、人に会うことが
恐怖で半年で登校拒否に。
心配して電話や手紙をくれた友達を完全拒否。
そのうち友達も連絡してこなくなり、そのまま退学を
自分で選択しました。
もう人には会いたくない、世の中の私という存在を
知っている全ての人の記憶から、私の存在が消えて
しまえばいい。
そう思っていました。私は過食によって太り醜く
なった自分が許せず、自分で自分自身の存在を否定
していたのです。
消えてなくなりたい。死ねたらどんなに楽だろう。
そんなことばかり考え、とうとう引き込もりに。
両親には説教され、自分でもどうしていいのか分からず、
あまりの辛さから親に反抗的な態度を取ると、
そのうち何も言わなくなり、腫れ物を扱うような態度に
変わってしまいました。
まるでお姫さまのご機嫌を取るかのように。
そしてその扱いは今でも変わらず、両親との関係は
良好とはいえません。
私と会話する時はいつも私の顔色を伺って接してきます。
表面上はとても優しい態度ですが、両親と一緒にいると
心安まることなく、寂しさ、苛立ち、そういった
感情しか湧いてこない。
本当の両親なのに、素直な本当の自分をさらけだせない、
いつもどこか気が張っている状態。
ほんとに悲しいです…。
過食のない日が続いたとしてもたった一日過食したことで
それまでの順調だった日々が全て崩れ落ち、
後悔、自責の念、絶望、虚しさしか残らない。
涙が止まらない。それがもう17年前から続いている。
過食するたびにもうイヤだ!
どうして自分で自分を苦しめる?!
自分はこんな事望んでなんかない!
そう思うのに同じ事を繰り返している。17年も…。
早くこの辛い日々が明けてほしいです。