過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

普通食でも吐かずにいられなくなってしまった

女性 会社員 2009/11/15 PM 08:52
過食症になって6年。
はじめは専門学生だった19歳の頃に私は過食症になった。
その頃はパン屋でバイトしていたので、
バイトから帰宅し深夜に持ち帰ってきた大量のパンを
ドカ食いし吐いていた。
詰め込むだけ詰め込んで水をかぶ飲みし吐いた。
そんな生活を続けていたので心身共にボロボロに
なっていったが、20歳の誕生日の前に片思いしていた
彼と付き合うようになってからは自然と過食症も
ストップしていた。
見違えるように元気になり、国家試験にも合格し就職、
彼とも上手く行っていたのだが、6年近く付き合っていた
彼氏と2ヶ月前に別れる事になった。
お互い話し合って納得の上でいがみ合う事なく
別れられた。
だから大丈夫と安心していたのだが、別れて1ヶ月後に
過食嘔吐が再発した。私の場合は更に進み普通食嘔吐
になってしまったのだ。
私は、私自信が太っている事がすごく嫌いなのだ。
なのでずっとダイエットをしている。
今年の夏も海に行くためにダイエットに
成功しそれなりに細い身体になり維持にも成功
していたので、過食してしまうと太りたくない
一心で嘔吐し体重を維持していた。
私は自分自信が過食症だという事を自覚していた
のだが、太る事が怖くて吐く事がやめれなかった。
過食症とは過食し吐く事が過食症なのだと、
大いな勘違いを起こしてしまっていたのだ。
過食しお腹の中の物を全部出すまで嘔吐する事に
罪悪感があったので、少しだけ吐くならそんなに
罪悪感がない、身体も辛くない、それにいちいち
カロリー計算し運動もせずちょっと食べ過ぎたの
なら少しだけ吐けばいい、楽な方法を覚えて
しまったのだ。
そこから普通食嘔吐のはじまりだった。
普通の食事しかしていないのに満腹感を感じると
不安で嘔吐する。
少量でも嘔吐しているのは変わりないので
身体が浮腫はじめ、体重は変わっていないのに
太っていると錯覚し、はじめは朝の1回だけが夜と
一日2回になり。
常に不安感がぬけず、お昼、会社でも吐くよう
になってしまった。
こそこそと一目を気にしながらトイレで吐く、
常に何か物足りない感が私を襲う。
空腹感がないのに食べる、嘔吐する。
センターに相談するまで、私の中は矛盾だらけで
目茶苦茶だった。