過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

貯金もなくなり買い物依存になって・・・

女性 会社員 25歳 大阪府
過食症になって5年目。
予備校に通っていた頃(高校2年の夏頃)、
学校帰りに行っていたので、夕食の食費を節約するため、
夕食を食べなかったり、お弁当を昼と夜に分けて
食べたりしていた。
次第に食事量は減っていき、体重も減っていった。
中肉中背な体系だった私は、痩せていくのが嬉しく、
いつしか食べることが恐くなっていた。
専門学校に入学し、実習が大変になったのと、
口うるさい親から離れたいという思いから
(ただの反抗期だったように思うが)、
2年生から寮生活を始めた。
3年生の夏頃から、急に食欲が出てきて、
痩せているという過信もあったのかもしれない。
それから、過食へ移行した。
どうしても、食欲を抑えることが出来なかった。
元々太りやすかった私は、4ヶ月くらいで10?くらい
太った。
こんな姿を見せたくないと、高校や中学の友人の誘いを
何かに理由をつけて断った。
そして5年前、なぜ過食嘔吐へ移行したのかは
よく覚えていないが、気付けば食べた分を吐こうと
していた。
でも、吐き方がよく分からず、どんどん太って
いきました。
親からも何で?と聞かれるくらい短期間での激太り、
そこからよくあの頃は、あの頃は、と痩せていた頃と
比べられた。
私自身、痩せたいという思いはあり、このままでは
いけないと思っていましたが、どうしてもやめられ
なかった。
働いた給料は食費へと消え…、最初は貯金もしてい
ましたが、エステやダイエット食品に手を出し
(過食嘔吐をやめられないのに、これらに頼っても
痩せられる訳はなく…)、貯金もなくなりました。
吐く事に慣れたのか、少し体重は減り、普通体系に
なりました。
しかし、金銭感覚が鈍ったのか、今まで入らなかった
服が着れるようになり、おしゃれも好きだったことも
あり、買い物依存症みたいな状態に…。
毎月カード払いの請求に追われるようになりました。
全てにおいて、限度というものを見失ったような
気がします。
時間、洋服代、食費…、もっと違う、有効な時間と
お金の遣い方があったような気がします。
もっと出来たことがあったような気がします。
長々とすみません。