過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食嘔吐のためにしてきたこと

女性 無職 29歳 埼玉県
…私が過食症になったきっかけは21歳になってすぐに
始めた水商売だ。
気持ち悪い時に手てをいれて吐く事で さらにお酒を
飲めて仕事ができた。
昔から食べる事が好きだった。
小学校四年生くらいから 自分のルックスを気にしていた。
普通体型で普通に食べていたと思う。
でも自分のルックスが嫌いだった。
周りの女の子になりたかった。
中学1年で初めてダイエットをした。
リンゴダイエット。友達より痩せたくて、始めた。
気持ち悪くなって中断した。
そこからリバウンドをして少しずつ太っていった。
2年生になってあまり学校に行かなくなった。
それでもダイエットはやめなかった。
成功と失敗の繰り返し。
高校の時にはかなりのぽっちゃりになっていた。
恋をすればするほど痩せたい気持ちが強まった。
愛されたかった。自信がなかった。自分が嫌いだった 
友達より綺麗でいたかった。
水商売をやめても過食嘔吐はやめられなかった。
友達と部屋を借りた。
新しい生活はバレないようにするために 過食費や
場所を確保するために必死だった。
極端に食べない時期もあり普通食でも戻していた。
下剤やサプリメントも使っていた。
だんだん痩せていった。
今までの人生で一番細くなれた。嬉しかった。
気付いたら生理が10ヶ月とまった。
心もボロボロだった。
人ともうまくつきあえなかった。
色々あって、同居中止。戻ったら体重が少し増えた。
許せなかった。また痩せたかった。
引きこもりになり過食嘔吐。
家族にバレないように過食嘔吐するのは、
辛くはなかった。
仕事をはじめても、帰宅してから過食嘔吐。
ギャンブルにはまった。食べ物のことを忘れられた。
でも家に帰れば過食がしたくなる。
親に金銭面で迷惑をかけるのが辛かった。
仕事をしている時期ももしていない時期も、
過食嘔吐は止められなかった。
過食症にかんして色々本をよんだ。
治したかったから。
付き合った彼氏に話したりした。治らなかった。
治せると思った。仕事をして自分を強くして 人と
付き合っていけば治せると思った。
昔より回数も減って良くなっている仕事の前や
休憩は普通に食べられるから大丈夫と思ったし
自分の内面を変えれば治せると思った。
病院に行こうかと考えたけど
どの病院がいいかわからなかった。
過食嘔吐は毎日つづいた。