過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

そのうち治るだろうと12年が経った

女性 会社員 27歳 東京都
中学2年、軽い気持ちでダイエットしてみました。
中三の初めある朝から物凄い食欲になり、
毎朝お腹いっぱいで登校。
写真の中の自分の顔がパンパンになってるのに気付き、
ダイエットしました。
卒業間近、また突然の食欲、朝は遅刻ギリギリまで食べて、
夕飯は、止まらないよ~と吐きそうな私。
母は、食べ物を無駄にするな!と怒鳴ってました。
高校へ入学し、好きな人ができたことで自然に痩せ、
彼と付き合うことができました。
家に帰らなくなり食事もろくに摂らず激痩せ。
痩せることも意識してた。
痩せた自分は好きなのに自分に自信が持てなかったので
上手く付き合えず彼氏と別れ、家に帰るようになり
過食が再発。
中学の時より酷くなってました。(経年増加?)
止められない食欲に異常を感じたのはこの頃です。
帰宅後、朝方まで食べつづけるようになりました。
親には言えないし、友達に話したら笑われた、
もう誰にも相談できませんでした。
隠れて食べるようになり、吐けば太らないから
癖になり、そのうち治るだろうと12年たちました。
家族の皆大好きなのに、皆の分まで食べてしまう。
心と身体がバラバラで人間じゃないみたい。
心まで蝕むこわい病気、時が経つだけ酷くなっているのに
気付いたのは最近です。