過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

胃が痛むほど食べ続ける

女性 自由業 29歳 神奈川県
私が過食症が始まったのは、
ものごころのついた幼稚園位から。
生まれた時は3800もあって、
大きな大きな赤ちゃんだった。
親に甘やかされ育ち、親は私に自分の分まで食べさせ
てくれた。
小さい頃から食欲がすごくて、そうめんは良く嘔吐する
まで、食べてた。
食べすぎで、お腹が痛くなったり嘔吐する事はしょっちゅう
だった。
親はそれでもたいして注意もしなかった。
父親が亡くなり、母親に育てられ、小学生の時はイジメに
あい、小学生と中学生は登校拒否をしていた。
子供時代の過食症はそんなストレスもあって良く食べてたと
思う。
通信制の高校に入りたまにはバイトもした。
母親が、私が生まれる前からの精神分裂症が
再発して入院した。
親戚も兄弟も誰も頼る人もいないなから17歳の私は、
母親の病気と闘い自分で言うのもなんだけど、
相当苦労した。
同じ高校の人を好きになり、同棲して喧嘩ばっかりだった。
でも、私には行くところがなかった。
だからどんなに辛くてもひたすら我慢した。
その頃、彼氏にも食べすぎだとか太りすぎだとか
注意されながらも食べてばっかりだった。
夜中こっそり食べる事もあった。
食べてる時が一番安心したから。
寂しさを紛らわせたのかもしれない。
そのまま、出来ちゃった結婚して、先生に注意されながら
も食べる事が我慢出来ずに、20kgも増えた。
出産してからダイエットして体重が減ったり増えたりを
繰り返す。
離婚後、ダイエット頑張って、92kgあった体重が
70kgまでに落ちた。
それから数年経ち、新しい環境になれなかった私は黙々
とたべつづけた。
仕事帰りにコンビニによってお菓子や菓子パン買って、
食べながら帰る日々。体重はまた増えた。
過食症って過食嘔吐する事が過食症だと思ってた。
最近、胃が痛むほど食べ続ける自分が病気だって事に
気づいた。過食症を完治させて、
これからの人生を幸せに生きたい。