過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

食べる楽しみが過食の恐怖に変わった

女性 自営業 39歳 北海道
私は、吐かない過食症です。
でも食べる量はハンパないです。
20代の頃は、週1~2日の過食で、自覚はありませんでした。
ただ、こちらのHPで「経年増加」という言葉を知り、なるほどという思いと、
過食症への恐怖感が増しました。
この2~3年で悪化し、食べる事以外に楽しみは見出せずにいます。
昔は踊る事が大好きで、仕事の後週5~6日はダンスのレッスンに通ってましたが、
今は内臓下垂が酷くなり、足腰が硬くて踊りたいとも思わなくなりました。
以前はほとんど利用しなかったコンビニに、1日数回行くようになりました。
特に仕事が終わってすぐ、待ちかねたぞ!!と言わんばかりにダッシュします。
しかも、必ず買ったらすぐ歩きながら食べられるような袋菓子を買うんです。
見苦しい分かっていても、我慢できない。
職場で違う人間を演じなきゃいけない、
バリバリ働かなくくてはいけない、
同僚に意地悪されてもスマイル・・・。
友人の前でも「いつも元気で明るいねーさん」
「強くて、自分の思うがままに生きてるねーさん」
と勘違いされている。
職場を出たら、餓鬼の顔。
一人になったら、飢えた餓鬼大将。
食べまくって、パンパンになった醜い腹を抱えて
下の部屋にいる両親に聞こえないように泣く。
死ぬ勇気もないくせにカミソリを右手に持ったまま、
「誰か助けて」「もう消えてしまいたい」「今すぐ楽にして」と泣き続ける。
背中が痛い。お腹が破けそう。
つい先日まで、こんな事ばかり繰り返してました。
いつまた、こんな発作(?)が起きるか戦線恐々としてはいますが、
今現在は自営を始めたばかりで、まだまだ暇な為、毎日がリハビリ中って感じです。