過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

低体重児

妊娠中、出産と過食嘔吐
女性 主婦 30歳 AB型 東京都
現在8歳と5歳の子供がいます。
一人目の時は妊娠中も産休ギリギリまで働くつもりでいました。
産後の職場復帰も予定していました。
しかし、過食嘔吐はつわりをきっかけに酷くなり、つわりが無くなっても週に3回ほどは過食嘔吐していました。仕事も忙しくお腹がいつも張ってしまい、妊娠7ヶ月の時に切迫早産の診断で会社にも行けなくなってしまいました。
その後、何とか無事に出産は出来ましたが、長期でお休みしてしまった為に会社にも復帰する事はしませんでした。
二人目妊娠の時までには毎日1回は過食嘔吐していました。
産婦人科では毎回体重チェックが厳しく、体重増えすぎ!との看護師からの一言に傷つき過食嘔吐はエスカレートしていき、朝食以外は普通食嘔吐の状態でした。
当然胎児が育つわけがありません。
一人目の時には10kg増加した自分の体重は4kgしか増えませんでした。
産まれる子供が普通は3kgなのに、4kgしか増えてないなんて・・・今思えばとんでもないことをしたと思っています。
結局2500g以下の‘低体重児’と言う状態で産まれてしまいました。
すぐに保育器に入れられ、生まれたらすぐにお腹の上に抱いてあげたり母乳を飲ませてあげるのが一般的なのに、高カロリーミルクを哺乳瓶で飲まされていました。
こんな私が母親になったらいけなかったと後悔ばかりが残ります。
入院中の食事でさえも口にするのが怖かった。
さすがに入院中は嘔吐できない・・・そう思った私は食事は殆どとらずにゴミ袋に捨てていました。
散歩すると言って病院近くのごみ置き場に捨てに行ったりしていました。
異常な行動ですよね。
でもその時は体重ばかり気になってしまい、自分を見失っていました。
これから妊娠出産を迎える皆さん。
出産は命がけだと思います。
大切な命を守ってあげられるのは母しかいません。
このサイトに出会っている皆さんならきっと大丈夫。
素敵な出産を迎えてください。