過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

経年増加・再発への恐怖

女性 学生 20歳 A型 埼玉県
中学校2年生で、ダイエットがきっかけでした。
痩せたくて、痩せる為の努力をした。
晩御飯をほとんど食べなくて、両親に怒られたけど、痩せることは凄く快感だった。
3年生になって、親の説得やストレスの軽減から、体重は大分増えて安定したけど、食べ物に対するこだわりや、痩せ願望は高校に入って次第に大きくなっていった。
長距離走をやっているため、「太っては走れない」と、痩せることへのこだわりが強くなっていった。
大学に入って、練習が厳しくなり忙しくなったのもあって、体重はどんどん減っていった。
「痩せたい」と思うことはあまりなかったが、体重が増える事への恐怖はあったし、何より体重計の数字が減っていくと快感だった。
食べ物に対するこだわりが強くなり、会食を嫌って隠れて食べることなどが、友達や周囲の人間に不信感を抱かせていた。
ところが2年生になって、部活での人間関係でストレスがたまり、過食するようになった。
部の人間関係がこじれたのは、私の変な食行動が理由の一つなのに、ますます悪循環にはまることになった。
それまで我慢していた反動が出てきて、食欲が異様なほど旺盛になり、食べ物のことが頭から離れなくなった。
部活を辞めた今は、用事がある日は少ない食事で気をつけて食べるが、休みの日は一旦食べ始めると止まらなくて、その日一日が過食で終わってしまう。
チューイングにはまってしまった時もありました。
そのときは痩せたけど、費用が凄かった。
次第にその回数が増えていって、これからもっと酷くなるんじゃないかって、凄く怖い。
外に出れば過食しないから、何とか毎日用事を作ろうと思うけど、それって根本的な解決にならないし、またきっと再発する。
自分でもどうしたらいいか分からない。
ただ、このセンターに出会えたことは、きっと完治への道のりを歩み始めたんだと思う。
自分を信じて頑張ります。
今はまだ先が見えないけど、必ず治ると信じて。