過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

人格さえ変えてしまう過食

女性 公務員 36歳 A型 千葉県
経年増加って本当に恐ろしいです。
最初はダイエットをしていたので、夕飯を食べ過ぎた時だけ。
そこから吐くことを覚え、吐けばいいからお腹一杯食べてもいいやという気持ちになるのにそう時間はかからなかった。
でも、そのときは、自分でコントロールして食欲も抑えることができたし、少量の食事のときは吐きたい気持ちもなかった。
それが、だんだん食欲が抑えられなくなって、必然的に量回数も増えた。
そしていつのまにか、過食嘔吐するための食事になっていった。
そして、いつも頭は食べ物のことばかり。
生活も過食嘔吐をすることが最優先。
優柔不断で、買い物をするときはすごく迷うくせに、食べ物を買う時は即決。
一晩で食べきれないのがわかっていても、買ってしまう衝動を止められない。
また、過食用の食べ物を買い行けないと、いてもたってもいられない。
イライラする。
満足な量が手に入るまでスーパーをハシゴする。
そして、自分ではもう止めることのできない過食嘔吐への欲求。
旅行先でも、職場でも、インフルエンザで40度の熱があっても止められなかった。
経年増加は、量・回数とともに、人格も変えてしまうことが恐ろしい。
私は人に見せられないぐらい人格が変わっていると思う。
こんな自分がとても恥ずかしい。