過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

カテゴリ : 過食症の怖さ

死ねたら楽だと思うほど、自分が嫌いになっていった

女性 専門学校・大学生 19歳 東京都

私は、何が原因か分からず、ただただ食べたい、食べることで食べている間だけは不安がなくなる、そのためだけにひたすら食べていました。何をしているときも食べ物のことを考えていて、そんな自分をどんどん嫌いになりました。

家族には深刻に悩んでいるという口調ではなかなか話せず、もう19なんだから自分で何とかしてほしいといった感じがしました。友達にも自分の情けないところを見せるのは自分が嫌で相談できませんでした。
でも、体重は増える一方、太ってく自分に更に嫌いになる。死ねたら楽だろうな、と思うほどでした。でも、死んだら悲しんでくれる人がいる、死んだらもったいないという気持ちがまだ私にはありました。

過食症でここまでになってしまうのは怖いと今思います。実際、胃腸の調子も悪かったし、心も落ち込んで何をしても楽しく無くなりました。
また、自分が過食であると認めることが1番難しいです。過食症であることでそれが甘えでダイエットのできない理由付けをしているのではないかと。日々辛い気持ちでした。
ごちゃごちゃしてしまいましたが、過食が始まってからとにかく、暗くどんどん深い谷に落ちていくような気持ちです。