過食嘔吐で切迫流産。
妊娠中・出産・育児と過食嘔吐
女性 主婦 24歳 富山県
2人目を妊娠中に悪阻が治まり、食欲が出てきました。
それと同時に太りたくない気持ちが強くなり吐いてしまったのが始まりです。
今まで食べる物は「体に良い物」だったけど、
どうせ吐くなら「好きな物」を食べてみようと思うようになりました。
カロリーを気にして食べられなかった物を好きなだけ食べられることが’なんて幸せなんだろう’と思いました。
週に2回程、お腹が苦しくなるまで食べては吐いていました。
1人目の長女を妊娠中、切迫早産で入院していたので、
「2人目も同じ様に切迫流産するかもしれない」と検診で言われていました。
その事を気にはしてたけど、検診に行く度に「大丈夫そうだね」の一言に安心し、コンビニのバイトも続けていました。
しかし、8ヶ月目に入った頃に急に出血し、
1人目と同様に切迫早産で入院してしまいました。
入院中は絶対安静と言われ、お腹が圧迫されて苦しくて眠れませんでした。
お腹も空かず、食べる量を少なくしていたほどで、
過食嘔吐の症状は全く出ませんでした。
結局予定日より1ヶ月早く産まれた為に、2週間位入院し、
帰って来てしばらくは慌ただしくて、過食嘔吐の症状は出ませんでした。
しかし、毎日長男が泣いて’寝られない・食べられない’というストレスからか、
気がつけばまた過食嘔吐をするようになり、
徐々に過食嘔吐をする日数が増えていきました。
それまでは自分が病気だという認識はなかったのですが、
「もしかしたら過食症かも」と思い、携帯で検索し、
自分が過食症だと気付いたのが2ヶ月程前です。
このサイトを知るまで過食症の怖さなんて知らなかったので、
症状が止まることもなく、ひどくなる一方でした。
苦しくなるまで食べないと落ち着かないし、吐けないし、
長男が泣いていても構わず食べては吐き、
苦しいと分かってても止められませんでした。
過食嘔吐が終わった後はとても気持ちがスッキリしていて、
過食嘔吐で日々のストレスを発散していました。
最初は体重も減ったりして嬉しかったけど、段々体重も増えて顔もむくみ、
目の下に赤いハンテンが出てきて、そんな自分の姿が恐ろしかったです。
このサイトで過食嘔吐の怖さを知り、
今まで考えもしなかった子供への影響を意識するようになりました。
今まで1人目の長女には、とても考えられないくらい可哀相な事をしてきました。
長女の一言一言で思い知らされるようで、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
電話相談を始めて今は過食嘔吐が止まっています。
今日も過食嘔吐をしないように戦っています。
自分の家族の本当の笑顔のために…。
みんな、一緒に頑張りましょう。