過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

子供ができたら嬉しいはずなのに

女性 主婦 37歳 O型 愛知県
今5ヶ月になる息子がいます。
この子を授かる3年前子供をおろしました。
過食嘔吐に17年も費やしてきたわたしに、まだまだ精神が大人になりきれないわたしに母親になる自信なんて全く無かったからです。愛情の壺が空っぽなわたしが愛情を与えるなんてできないと思ったからです。
今の息子が授かったと知ったとき正直複雑でした。
旦那は今度ばかりは産ませるに違いなかったし、わたしは病気は相変わらずだったが、お腹に宿したこの子をもう手放したくなかった。
子供を育てるということは過食ができなくなるということ。
わたしは過食に頼らず自分を支えていけるのだろうか…複雑だった。
過食嘔吐は出産前々日までしていた。
妊娠後期は尿検査で毎回高タンパクで先生に食事指導された。
検診の前に過食嘔吐すると異常にタンパクが出ているようだった。詳しくはわかりませんが…
しかし息子は元気に無事産まれてくれました。
産後2週間は姑が来てくれて家の事やってもらってて、過食嘔吐はできませんでした。
姑が帰ってから旦那が留守の時また過食嘔吐が再開しました。
しばらくは息子はネンネだから割と過食嘔吐できたけどだんだん昼寝もしなくなってきました。
授乳と過食嘔吐のお陰ですっかり痩せてしまったわたしの体は急に吐くことが困難になってきました。加齢のせいもあるでしょう。お金がなくて食べる物少ししか買えなくて、胃にたくさん詰め込まないせいでもあるでしょう。
ほとんど吐けませんでした。1時間もかけたのに…もう過食できない、吐けないなら過食できない。
とうとうきたか、と思いました。
「やったー過食しなくて済むんだ。余計な食べ物買わなくて済むんだ!」
と思う自分と
「もう大好きなパンやケーキお腹いっぱい食べれないんだ…耐えられるだろうか。自分に自信を持てないわたしをこれからどうやって支えていけばいいの?」
と思う自分がいました。
わたしは今このタイミングでこの場にいることをラッキー♪だと思います。
アファメーションやりながら、この空間で大切なみんなのことばを支えに完治の未来目指します。
かけがえのない愛する息子のためにも!