過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

治してから産んで欲しい

女性 主婦 30歳 O型 奈良県
私は子供が欲しかったけど2年間できませんでした。
やっとの思いで授かった嬉しさから毎日1回過食嘔吐していたのが止まりました。
しかし里帰り出産で両親の不仲を目の当たりにしたストレスから
再び週2回程度の過食嘔吐が始まりました。
妊娠後期の大きなお腹にパンパンになるまで食べ物を詰め込んで、頭の中ではこんなことしてたら早産してしまうかも、赤ちゃんダメになってしまうかもと思いながら過食嘔吐してた。
私は前の妊娠で流産を経験しています。それでも妊娠中に症状が止まらないんです。
それくらいこの病気は結婚や妊娠っていう環境の変化くらいでは治らない病気です。
ホントにやっかいです。将来妊娠を望んでいる方へぜひ治してからと言いたい。
流産する悲しみは身を引き裂かれるような辛い経験です。
そんな経験をしてたにも関わらず妊娠中に症状が出た私は、案の定切迫早産で8ヶ月の時入院しました。
病院でトイレ以外はほとんど寝たきりの状態で過ごしたおかげで無事元気な赤ちゃんを出産できました。
でもこれはたまたまです。私は運が良かっただけ。
もし微量の出血の症状がなければ、入院もせず自宅で過食嘔吐中にいきなり破水してたかもしれない・・・妊娠中の過食嘔吐は危険な賭けです。
こんな命を懸けたギャンブルは最低です。
私も病気を治してから妊娠したかったけれど夫に告知していなかったのでそうもいきませんでした。
今5ヶ月の子は元気です。でも何度も言うけれど私のようなケースはたまたま運が良かっただけ、妊娠後期の過食嘔吐は母子ともに危険です。
今ここで頑張ってる人でこれから妊娠を望む人はしっかり治してください。
私なんかが偉そうなこといえる立場じゃないけど経験者だからこそ分かるんです、赤ちゃんを失う辛さはなんともいえない!!