本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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カテゴリ : 心と身体への悪影響

それでも止められない過食

女性 会社員 27歳 滋賀県

むくみ 脱力感 無気力 貧血 生理不順 不眠症 下剤常用 うつ病

一旦、過食が始まると途中ではやめられない。
お腹いっぱいで気持ち悪い。
味も関係ないし、もう食べたいのか食べたくないのかすらわからない。
それでも食べ続ける。

見かねた母が「もうやめなさい」と言というけれど余計にイライラしてしまう。
いつもなら心待ちにしている彼氏からの電話すら過食中は邪魔者になる。

過食が終わるともう体は動かない。
お風呂も入りたくないしベットに行くことすらできない。

彼氏からの着信を見てももうかけられない。
普通になんて話せない。

食べ疲れ、泣き疲れ冷たいフローリングで寝ることが度々あった。
翌朝もぽんぽんに張ったお腹を見てうなだれる。

過食嘔吐していた頃はムクミで顔がパンパンに腫上っていた。
全然消化していないし胃も気持ち悪い。
でも一度なにかを口にするとまた過食が始まる。

そして結局、会社にも行けずお休みの電話を入れる。

今は少しずつ減ってきてはいるけど早く元通りの生活を送りたい。

過食嘔吐を止めれば健康になれるって解っていたのに

女性 主婦 31歳 大阪府

まだ過食嘔吐になって間もない時でした。

自分が過食症だなんて思いもしていまかった時。
急にお腹が痛くなった。
すぐに近くの内科へ行ったが異常がなく、『生理前だったんぢゃないか』と済まされた。

でも痛みは続いていたので 総合病院へ母と行った。

内科で血液検査などをしてもらったが やっぱり異常無し。
『精神的なものかも知れないから』と精神科へ行くように言われた。

精神科へ行ったら色々聞かれた。
・親の事・学校の事・姉兄の事・生い立ち・趣味まで。

でも 過食嘔吐してるなんて言えなかった。
言う気もなかった。

『うつ病かな。薬出しますね』と数日分の薬をもらった。
朝と夜1日二回飲む薬。
その薬を飲むと怠くて眠たくて家から出れなくなった。

飲むのを勝手に止めた。
病院にもそれっきり行っていない。

成人になり お酒があまり飲める訳でもなかったが、ある日誘われて行った居酒屋の食事がすごく美味しかった。

いつもは外食ではあまり食べないようにしていたけど
(過食嘔吐の症状が怖くて)その日は
『今日は普通に食べよう。
太ってもいい。
吐かないで沢山食べたい』そう思った。

食べて飲んで、食べて飲んで、いったいどれだけ食べたのか
飲んだのかわからない。

急激な吐き気に トイレへかけこんで吐いた。
指を入れてないのにすごい量が出てすっきりした。

席へ戻ると『大丈夫?吐いてきた?吐いたら楽になるよ』と言われて
ハッとした。

そうだ、酔って普通に吐いてる人たくさんいる。
アルコール飲んだら指を入れなくても吐けるんだと知った。

それが癖になり 外食する時はアルコールと一緒に沢山食べた。

『吐きそう』っと言ってもみんな『飲み過ぎだよ、吐いてき』と言っていた。

いつの間にかアルコールでなくても、指を使わなくて吐けるようになった。
沢山の水分を一緒に飲むと楽に吐けた。

過食嘔吐が始まって10年はすぎた頃、普通の量の食事でも吐き気が来るときがあった。

逆蠕動の症状が始まった。

妊娠中、尿蛋白が出たのも、血液検査でコレステロール値が高かったのも、過食嘔吐初期の頃にお腹が痛くなったのも、逆蠕動の症状が出たのも
よく胃が痛んだのも、過食嘔吐の合併症です。

はじめからわかっていた。

病院なんか行かなくても 過食嘔吐を止めれば健康になれるって事。
わかっていたのに止めれなかった。

色んな怖さを教えてもらったいた今、私はこの病気を克服します。
完治します!
読んでくれた人、ありがとうございました(●^ー^●)

自慢だった歯が過食嘔吐で・・・

女性 無職 20歳 愛知県

“胃酸で歯が溶けてしまうこと”

それはとても恐ろしいことです。

歯並びが良かった歯。
笑う度のぞいていた歯。

過食嘔吐症になってからこの5年間で、詰め物だらけ、先端がボリボリになってしまいました。

弱くなった歯で過食し続けるので折れた歯もあります。

かけた歯もあります。

何より辛いのは前歯が欠けたり、溶けて変形していることです。

噛み合わせに明らかな隙間ができるほど、溶けてしまいました。

そしてとうとう前歯7本に
1本数万円するコーティングをしなければいけない程、歯は弱くなってしまいました。

応急処置のコーティングもすぐ取れてしまう程、溶けていない残った土台となる歯は胃酸の影響を受けてしまったのです。

先日歯医者の診療で治療の必要性があるため、保険外治療の内容が2通りあるが、選択してください。
という宣告をうけました。

頭が真っ白になりました。

“私の歯には数十万という金額の治療が必要だ。”
そう思ったことだったり、金銭的な話を親に話すことだったり、とにかくいろんな辛い思考が巡り、ショックでした。

治療内容に関しても、金額についても、歯の状況や、治療の必要性など、とことん疑問に答えてくださる良心的な歯科医師さんです。

親も良く話を聞き、質問し、歯の治療に関しては、必要なことを選択していきます。

辛さはあるけれど、現実として受け入れます。

ただ、過食嘔吐がなければ…、
過食嘔吐がなければこんなにも歯を治療する必要なんてないのです。

歯が溶けたり、折れたり、欠けたり、黄ばんだり…
少しでも阻止できます。
ましてやほどんど起こらないでしょう。

歯の健康を失うことで、どんどん人前に出ることが苦痛になります。

とても悪循環だなぁと思います。
身体への影響があるということ、しっかりと認識して、大切な身体を守ってあげてほしいです。

この世の大切な人々が過食嘔吐で苦しむことから
少しでも解放されてゆきますように…