過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : 拒食

「食べる」に振り回される日々

女性 高校生・受験生 16歳 東京都

高校入学前3月下旬ごろからダイエットを始めました。
ダイエットスタート時は160cm54kg 決して肥満体型ではないが痩せ型でもなかったのでダイエットを決意しました。当時の目標は47kg程度。母も協力してくれて、朝昼晩母のヘルシーな手料理を健康的なご飯を食べて、筋トレをしていました。自粛期間中それを続けていて、46~47kgまで落とせました。そこでキープすればよかったものの、あまりにもスルスル体重が落ちていったので、もっと。もっと。もっと痩せたい。と思うようになり始めたのがきっかけで拒食気味にだんだんなっていきました。
自粛期間が終わり、片親の私は母が夜遅くまで仕事をしているため、夜ご飯は自分で作って食べるよと母に伝え、痩せたい欲が勝ち、食べない日が増えてきました。
YouTubeで大食いをみて食べた気になったり、インスタでグルメを見て痩せたら食べにいこうと決めたりしていたら、余計に早く痩せたいと思うようになりました。
8月あたりになると今までスルスル落ちてた体重が45kgでピタリと止まり始めました。私は焦って調べまくったら、チートデイを設けると良いと言うネット情報を見て、’’じゃあ1日だけ”を理由に過食をしました。
3キロ近く増えた体重をみて、もちろん水分や浮腫みだと理解していたが、元に戻さないと、太った、最悪。などの罪悪感がでてきて、スープなどで済ませたりして元に戻していました。”元に戻るじゃん”と気づいた私はどんどん過食が増えて今では土日と過食をしています。
過食する日としない日では食事の量が極端に違うので、過食をしたら拒食を繰り返していて、どんどん拒食がヒートアップし、43kg~42kgまで落ちました。
過食をすると苦しくて気持ち悪くて喋れなくなるほど詰め込み、吐きたくても吐けない私は太る、太る、でも食べちゃう、という罪悪感に襲われて辛くて仕方がないです。
バイト中お客さんがいないと、隠れて廃棄を過食したり、勤務中なのに目の前にあるスイーツやおにぎりを買ってまた隠れて食べて。お金を払わなくていい廃棄のものはチューイングしてティッシュに出して捨てたり。
もう今ではなにを目指していたのか、どうなりたかったのかわからなくなっています。心が疲れました。