過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : 過食嘔吐

自分の身体を粗末に扱っている

女性 19歳
私は17歳のころに、自分が不健康だったため健康に興味をもちはじめ、
自分が夕食を食べ過ぎていると自覚するようになりました。
でも過食と言っても、今のように食事に執着心はなく、
夕飯は美味しく食べていたし、
夕飯の前や後にお菓子を食べることにも何の違和感ももたず、
つまみ食いみたいな軽い意識でした。
腹十分目以上は食べていませんでした。
しかし健康を意識しはじめ、あれはだめこれはだめと
色々な情報が頭に入ってくると、食事に執着が出てきて、
だんだん満腹になっても食べ続けるようになりました。
この執着心は日に日に強くなっていき、
前は食欲にブレーキをかけるのが簡単だったのに、
今ではブレーキをかけるのにすごく苦労するようになってしまいました。
きっと、自分に制限をいれることにより、
周りのことが見えなくなって、
自分のことしか考えられないようになってしまったから、
自由のきく自分の身体を、
粗末に扱うようになってしまったのだと思います。
経年増加は確実に起こります。