過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : 普通食嘔吐

過食嘔吐をしながら、子育てするのはとても大変

女性 会社員 40歳 O型 北海道

1人目の産後太りを経験し、2年かけてようやく元にもどった頃2人目を妊娠しました。

食べづわりのため、常に食べてしまう事がとても嫌でした。
この頃に過食嘔吐を知り、初めて口の中に手を入れ吐きました。
吐くのは辛かったけど、抑えられない食欲と太りたくない思いから過食嘔吐を繰り返すようになっていきました。

その時は、食べづわりがおさまるまでと思っていました。
でも、それから今まで15年が経ちましたが、止められていません。
食べ始めると、寝たら吐こうと考えます。
寝てくれなかったら、吐く事を邪魔する存在に思え、望んで産んだ愛しい我が子をうっとおしいとさえ思うのです。
吐き終わり、寝ている子どもがを見て、もうやめようと自分に言い聞かせますが、それでもやめられないのです。

過食嘔吐をしながら、子育てするのはとても大変です。
家事をする時間がなくなり、毎日寝不足になります。
子どもの話にじっくり付き合う事もなくなり、食事も簡単にできるもので済ますことも多くなります。
外に行く事も面倒になります。
過食費もかかり、子どもにかけてあげられる事も少なくなります。
私の病気のせいで、子どもを傷付け、いろんな我慢をさせてしまっています。

産後の入院、仕事を始める、引っ越しをするなど、一時的に止められた時もありましたが、治りません。
本当に怖い病気です。

今、私は私のできる事をしっかりやろうと思います。
そして、いつか忘れてしまった普通の生活をつかみたい。
本当に心から笑いたい。そんな母親になりたい。