過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : ダイエット

おさまらない食欲の恐怖

女性 会社員 28歳 千葉県

今まで自分は摂食障害だと意識をしたことはありませんでした。思い返すと夜中に急に食欲にかられて甘いものを中心に好きなものを食べすぎてしまい翌朝罪悪感に苛まれることは少なくなかったと思います。

近日の症状が今までの中で一番強く感じ、ある種の恐怖を感じたことで、症状について調べこちらの相談にたどり着いたことで病気だと意識することができました。それだけでも一歩成長できたと思います。

糖質制限ダイエットをし、トレーナーさんに毎日体重と食べたものを報告をしていました。初めはどんどん痩せていくことが快感で我慢できていました。3ヶ月と決めていたのでそれまではがんばろうと思えていたのです。
しかし目標体重になっても特別誰かに認められることがあったわけでもなく、更にはトレーナーさんに体重と体型を維持するためにその後も報告を続ける中でまた糖質取り過ぎちゃいましたね等と言われることでせっかく痩せてついた自信がどんどん失われてしまいました。

その反動で、数日前に、 少しだけ。 と思って甘いものを食べ始めた途端止まらなくなってしまいました。食べすぎてしまっている自分が情けなく自暴自棄になってますます食べすぎてしまう悪循環でした。明日からまた糖質制限しなきゃいけないから今日好きなものを好きなだけ食べておかなきゃと考えてしまい日に日に食べる量も増えていました。
せっかく我慢して痩せたのに、たったの数日で浮腫みや身体の重さを感じていて悲しくなってしまいます。

ここ数日は仕事も正直手につかず、外回りの仕事であることもあり、少し時間が空くとコンビニをみつけては食べ物を買って車で食べることを繰り返してしまっていました。とてもこわいです。仕事ももともと好きなはずなのにそれよりも収まらない食欲がこわかったです。

昨日の相談では、年々症状は重くなる傾向にあると学びました。恐ろしく感じます。もともと友人との食事や飲み会、疲れたときの甘いものを食べる時間が大好きなのに、ぱんぱんに浮腫んだ顔で誰かに会うことが怖くなって外食の予定を断ったり仕事が手につかなかったりしてしまうのです。これから先このようなことが増えるのは絶対に避けたいです。幸せに楽しく健康的に毎日の食事を続けたいです。ただただ当たり前のようにきこえるこの生活を取り戻せるように、自分とよく向き合って治療していきたいと思います。