過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : チューイング

誰にも解ってもらえず、酷くなる過食

女性 無職 21歳 O型 千葉県
一番初め、今まで我慢して張り詰めていたものが‘プツン’と切れたように、
いくらでも胃の中に入っていくことにビックリしまいした。
お腹は苦しいはずなのに、頭の中ではまだまだ足りない・・・
そのうち自分でもおかしいと感じ始め、
でも誰に話しても、だれもまともに取り合ってくれない。
家で過食して物凄く気持ち悪くなり、吐こうと思いトイレに駆け込んだけど、
全然吐けなくて、親が帰ってくるまでそのままぶっ倒れていたこともあります。
私生活にも影響が出始めた頃、学校の保健室に駆け込んで、
涙を流して先生に打ち明けました。
それから病院や施設を紹介してもらいましたが、過食は酷くなる一方で、
そのうち学校にも行けなくなりました。
親は学校に行け行けと言うし、頑張って学校に行ってみても、
周りからは「太った?」「何でいつも休んでるの?」という言葉の嵐。
もう本当に嫌になって、帰りには沢山食糧を買い込んで、
誰にも見つからないように隠れて食べていました。
それでもバイトだけはしていて、いつも終わるのが深夜だったのですが、
親が寝静まる時間まで、真冬の公園で独り過食して時間を潰しました。
こんな寒い中何をしてるんだろう・・・と頭の中を過ぎりながら、
一時期チューイングも増えました。
良くなったり悪くなったりを繰り返して、もう気付けば三年半です。
いつまでこんなの続くんだろうって、いつも思います。
もう繰り返していきたくない。
ここでなんとかしたい。希望を持ちたいです。