過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

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気持ち悪くなりたいから食べてた

女性 専門学校・大学生 21歳 東京都

現在のような過食になったのは割と最近で、最初はおやつの延長のような感じだった。お菓子や菓子パン2-3袋を一瞬で食べきるみたいな。それが数日に1回くらい。
 高1の頃、ご飯も食べてお菓子も食べていては太るから、母の作ってくれるお昼のお弁当以外は、ご飯の時間にお菓子を食事として食べていた時期がある。3週間くらいたった頃不調を感じ(腹のあたりがバチクソ痛い)、医者に行くと胆のうという臓器が悪くなっていた。医者に注意され、以降はあまり過食していなかった。一人暮らしを始めても、なるべく健康的な食事は心がけていたが、上記のお菓子を一瞬で食べる行為は続いていた。
 コロナで家に一人、外に出られないストレスか、卒論へ向けた学業のストレスか、声優の夢への失敗か、就活のストレスか、大学3年生になってから、一気に過食が増した。
 もともと食べるのが好きで、「自分は太っている、痩せたい」という思いは強くある。何かやらなければならないことに取り掛かるきっかけとして食べ物を食べるのは嫌だ。
 また、最近はそのものが美味しいからというよりは何か食べたいから食べていることも多い。やめたい。つい最近は、お腹に物を詰め込んで気持ち悪くなりたいから食べていた。意味不明だ。食べすぎて吐きそうになってからめちゃくちゃ後悔する。
 お金を無駄にしている感覚はすごくある。ここ2ヶ月くらいは、過食費を目の当たりにするのが嫌で、ずっと付けていた家計簿を付けなくなった。実際いくらかかっているのだろう…このお金があったら服をもっと買いたいし、過食してなかったら今より少しは痩せててもっと服を着こなせるんだろうなぁ。