過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : 吐きダコ

お風呂も入れず・・・

何かのきっかけで止まった過食。

それは簡単に再発してしまうものです。

治ったという喜びが大きいほど、再発した時のショックは大きいということは
皆さんも想像できるのではないでしょうか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 会社員 43歳 O型 東京都

過食の始まりは1年前。

その時は2週間に1回程度、多くても週1回。
1回1~2時間程度、食費千円程度。
それが8ヶ月近く続きました。

その時、カウンセリングを受けてピタリと止まりました。
「あ、完治した!」と思ってウキウキ、キラキラしていました。
何でもやる気満々。

ところが、そのカウンセラーと揉め事があり、それを機会に再発。
再発の時は週に1回、1~2時間程度、食費千円程度。

再発2ヵ月後には週に2回になり、再発3ヶ月目には2日に1回になり、とうとう毎日になりました。
特に最後の1ヶ月で加速しました。
その3ヶ月の間に地震があり、それに関連して精神的にショックなことも続いたのがよりマグマにスイッチを入れたんだと思います。

とてもハイペースな経年増加です。
自分でもビックリしました。

今思うと「完治幻想」だったんだと思います。
だけどカウンセラーに「治った」と言われ、本当にその通り止ったので疑うこともありませんでした。
なのに、そのカウンセラーによりまた再発。
信じるものもなくなり、過食は増えて、うつ状態になり、お風呂も入れず・・・。

最後には1日2回、3時間、食費1.5千円~2千円。
もう口に食べ物を運ぶことしか考えられない。
近くのコンビニをはしごして、家に帰るまで待てなくて歩きながらお菓子を食べる。
そして吐いてスッキリした・・・と思ったら、また過食と嘔吐。

あっという間に手には吐きダコが出来ました。
段々と吐くコツを覚える一方、吐けなくなってもきたので、もっともっと手を突っ込んで益々吐きダコが出来る。
唾液腺も腫れました。
これは全部1ヶ月間の出来事です。

元々、節約生活をしていたのに、どんどん生活は厳しくなり、水道光熱費も払えず、親からお金をもらったりしたけど、それも使っちゃって。
でも、親には理由は話せませんでした。