過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過酷な職場で過食嘔吐が悪化

女性 主婦 25歳 A型

摂食障害になって10年ぐらいたちました。
初めて出たのは高校生の頃、親元を離れて一時的に止まりました。

働き始めて4年目、環境にも恵まれ、責任のある仕事も任せてもらいました。
充実した毎日を送っていた矢先、刑事事件の被害者になり、尊敬していた職場の方にも迷惑をかけ、白い目で見られ、煙たがれるようになりました。

仕事が終わったあと上司に辞職したいと泣いて訴えたけど、上司の意向(噂では上司の評価が下がるから)で辞職できませんでした。仕事だけでもしっかりしなければと思い 前向きな気持ちを持っていたつもりでしたが、ストレスが身体に出てきて、前髪がはげて、人間不信、血尿、食欲不振、拒食、過食嘔吐になりました。

周りの人は私が過食嘔吐している事知らず、ふさぎ込んで、痩せて、目付きがキツくてなっている私を職場の方達は同情していたと思います。

そんな中、夫からプロポーズされ、寿退社という形でその職場から離れることが出来ました。

当時、そんな自分が嫌いで、強がって平気なふりをしていましたが、辛くて悔しい気持ちでいっぱいだったと思います。
結果、もっと注目されたいから病的な身体になろう、辛い気持ちを過食嘔吐でなんとかしようと思っていたかもしれません。

結婚したあとも、妊娠、出産、子育て中も過食嘔吐が一時的に治ったと思ったら再発、前は過食嘔吐してもなんとかなるだろうと思っていましたが、ここに相談して日に日に過食嘔吐が恐ろしいという認識が強くなってきました。

今は過食嘔吐を止めたい、過食衝動をどうにかして無くしたいですが、また再発したらどうしよう、もうあの時の気持ちは思い出したく無いという弱い気持ちも持っています。