過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

どんなに病歴が長い人がいても、自分だけは意志で治せると考えていた

女性 会社員 25歳 B型 長野県

気が付けば早4年、これが病気だと知った当時は、病歴××年という方々が世の中に大勢いることを知っても、自分は数ヵ月で、自分の意志で治せると考えていました。過食嘔吐が病気だということを受け入れるまでに相当な時間がかかり、その後は、意思でコントロール出来ないのだということを自分に言い聞かせるのにかなり苦労しているという感じです。
未だに、自分が甘えているだけなのだという考えと、いや、病気だからコントロールは出来ないんだ、を行ったり来たりしています。
過食嘔吐になって失ったものは健康と時間とお金。そのかわり、親との関係性や抑圧されていた自分自身のことに気付けたり、その他得たものもありました。
ただ、もう必要なことには気付けたのだから、今度は失ったものを取り返していかなければと感じます。
過食に引きずり込まれて私のかけがえのない未来まで失いたくないと強く思います。