過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食の苦しみの中、誰も聞いていないのに「助けて」と何度も言った。

女性 主婦 42歳 O型 千葉県

辛いこと悲しいこといっぱいで書ききれませんが、今思い出したことを。

過食で太った私。
外出先で鏡にうつった自分の姿を見て、その醜さに恥ずかしくなってすぐに家に帰った。

過食した翌日は
むくんだ体と荒れた胃による口臭を気にしつつ、むかむかする胃を抱えて仕事へ行くのが辛かった。

過食のためにスーパーへ行ったけれど
食べたいものが分からない。どれを選べば良いか分からない、本当に食べたいものはないが全部食べたい、と混乱するばかりだった。
ものすごく時間をかけて買い物をして、家に帰ってわずかな時間で体に詰め込んだ。
食べたかったはずなのに全く満たされない。
全然おいしくない。虚しい。
過食した後、胃のむかつきや痛みに苦しんで床に転がる。助けて、と何度も言った。誰も聞いていないのに。

時間もお金も健康も無駄にしました。
24年間もこんなことを繰り返してしまった。
過食していなければ、もっと楽しく有意義に過ごせたはずなのに。