過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

病気と気づけず、苦しんだ18年間

女性 会社員 36歳 O型 山梨県

高校時代のある日、もともと食べる事が好きだった私がいつもの様にお菓子を食べていた時突然止まらなくなり、通常では考えられない量を食べてしまった事が18年間続いている過食生活の始まりでした。
体がカーっと熱くなり、心臓の鼓動が早く、とにかくもっともっと食べたくて無我夢中で食べたあの時の感覚は今でも覚えています。
バイトへ行く時間がせまり、ふと我に帰った時自分のとった行動にただただ驚き、そして怖くなりました。
当時は病気の存在など全く知らず戸惑うばかり。
周囲の人にも言えず、それからはたまに過食衝動が起こるようになり隠れて食べ物を詰め込む事に少しづつ慣れていきました。
摂食障害が人の心と体をむしばむ命に関わる重い病気である事も知らずに。

長すぎました。
過食症になって失ったものは計り知れません。
信頼、自信、健康、友人、お金、時間、自分らしさ…

生涯このまま過食に振り回される人生なんて絶対に嫌です。
もう終わりにしたい。