過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

好きだったこと、大切な人との時間が楽しめない

女性 会社員 33歳 A型 広島県

過食と過食嘔吐を始めてから…
まず金銭感覚が鈍くなった。節約ということができない。食べ物に対しての投資が当たり前になってきて、いいなと思った物や服を買うのに抑えなければならない食費が抑えられなく、結局、好きな物も買えない情況になり諦めるしかない、もしくはガードローンで購入する。
私は音楽が大好きでよくライブにも行きますが、莫大な過食費のせいでライブに行くことすら制限せざるを得なくなる。ここ数年は平均して月に5万円を過食費に使うことが普通になってきて。5万円あればライブに行けるのに…と考えるとすごく虚しくなるのに、やっぱり過食を優先させてしまう。
この17年間の過食費を統計すると大まかにでも500万円は確実に使ってる。500万円あれば他にできることたくさんあるのに。
好きな人ができて付き合っても、最初はいいけど、やっぱり過食を優先させてしまう。過食した為に待ち合わせに遅れたり、デートしてても頭の中は過食でいっぱいでソワソワしたり。好きな人がいて満たされているはずなのに過食しないと満たされた気持ちになれない。

17年も過食と過食嘔吐をやっているので2年前に実家のトイレがついに詰まって大変なことになりました。業者を呼んで修理してもらって、嘔吐物にまみれた砂利を処分して。母親にすごく迷惑を掛けてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
学生の時も毎日のように学校をサボって過食をしていたので過食するようになってから母を困らせてばかりでした。
一人暮らしをし始めた今でも、美味しいご飯をたくさん作って「栄養つけてね」と時々ご馳走してくれる優しい母を早く安心させてあげたい。お母さんの作ってくれた料理は吐きたくないです…