過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

食べ物の事で頭がいっぱいで子供に愛情向けられない

女性 会社員 37歳 O型 岩手県

私には5歳の娘と3歳の息子がいる。
娘を妊娠した時、白米などの主食をとらないことで、60㎏をいったりきたりしていた私は、出産後も65㎏までしか戻らなかった。
息子を出産後は75㎏に。
運動によるダイエットで65㎏まで落としたものの、過食が治っていないので90㎏に。

娘が産まれてからは娘が一番。
2ヶ月で仕事復帰したので、愛情が足りていないのでは、といつも不安だった。
彼女の食事も本を読み、太らないよう健診で示されていたグラムを守って与えた。
やれることは全てやっていたと思う。

過食が悪化してきたのは、息子を妊娠してからだったと思う。
夜中に目を覚ましては食べた。
そして歯もみがかず寝た。

娘が私にベッタリなため、息子は夫が主に世話にあたっている。
もう娘は5歳。
私が一緒に食卓を囲まないこと、食事のメニューも違うこと、片付けながらいつまでも食べていること、見ている。
夜中目覚めると、何となく台所へ行き過食している。

休日は前日の過食で起きたくなく、夫と子供達に外出してもらうこともある。
普通食ができていない私が、子供達の食事の管理や健康を預かることは難しい。
食事は計量し与えているが、子供達は大きめで、それにも責任を感じる。

子育て自体、大変なことなのに、自分が過食なため、それで感じる大変さなのか、判断がつかない。
娘が食べ物の話が多いことや、いい子過ぎることも気になる。
いつも太った体のことが気になり、食べ物のことが頭にあるので、子供達と話をしていても、ママの気持ちが自分に向いてないと感じるのかもしれない。
何とか治して子供達と楽しく過ごしたい。