過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

1週間に1度嘔吐するくらいから1日3回の過食嘔吐へ

女性 自由業 23歳 大阪府

始まりは高校生の時のダイエットです。
その頃は一週間に1度吐くかくらいでした。
目的はダイエットだから体重が減ると食に対する欲もなかったです。
目標体重達成して食を戻して見る見るうちにリバウンド。
そのころからいつも食の事が頭にありました。
ずっと考えていました。

食に興味がない子が羨ましかった。
そして大学は短大で食物学科でした。
調理実習で他の人のご飯ももらい、トイレで吐きました。
誰にも見つかってないけど、授業中吐いて鼻水と涙が止まらなくてつらかった。
その時は1日1回に増えていました。

それから毎日1日1回くらいのペース。
自分の意思が弱い、毎日辞めよう辞めようと思っても異常な量を食べては吐いてスッキリしました。
どうせ吐くしと思い高カロリーなものばかり食べました。

少し記憶力が悪くなったのは今思うと過食嘔吐のせいなんだ…
ゾッとします。

1年前に一人暮らしを始めました。
それからは1日3回の過食嘔吐に増えました。
食費も1日2千円くらいは使いました。
吐くからお腹が減って普通の量をたべるつもりでも、普通の量を食べると罪悪感が出てきて、どうせ吐くならもっと食べてはけばいい。
そんなことばかり考えていました。

仕事しているときも、友達といるときも、家族といる時も1人の時間も夢の中も、食の事ばかり考えていました。
ずっとイライラして、浮腫みもひどかったです。
当時より体重は10キロ以上増えました。
久しぶりの友達に会うのはどうしても嫌でいつも断ります。

そして、本当にたまたまこの相談電話をネット見つけてから3回目の相談が終わり4日目に入ります。
昨日も過食嘔吐は止まっていました。
たった2日かもしれない。

だけど、こんなに幸せなことはありません。
今は蓋が出来ているだけなのを理解してしっかり治療をしたいです。

本当に食は大切で毎日のこと。
それが当たり前にできるようになりたいです。