本当は怖い。過食症と過食嘔吐ブログ

過食症の体験談がまとめられたブログです。

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贅沢病だ、わがまま病と言われたって止まらない過食

女性 主婦 32歳 O型 神奈川県

摂食障害だと気付いてから1年くらい経ちます。
今思えば食に対する歪んだ行動は20年近く経ちます。

私は摂食障害とは骨と皮しかないような身体の人か、極度の肥満体型の人を指すと思っていたため、まさか自分が摂食障害とは思っていませんでした。

私の食行動は変な癖というか、困った性格のせいだと思っていました。
なので今思えばっていう行動がいくつもあります。

1日1食で過ごせると気分が良かったり、1日5食でも満足出来ない時もあったり、食べている姿を見られたくなくて友達と食事が出来なかったり、体型が気になって外出出来なくなったり、食べ物を買う姿を人に見られないように帽子にメガネにマスクをしたり、食べる時は見つからないようにコソコソと急いで食べ、気づけば日に何度も台所にいたり、と常に食べ物と格闘していました。
面白いですね。
食べ物と格闘するだなんて。
食べ物は格闘するものではなく、栄養とエネルギーを補給するもの。
そして楽しく美味しく頂くものなのに。

徐々に悪化したのはパートに行くようになった6年くらい前からだと思います。
お昼過ぎに帰ってきて、お昼ご飯を食べます。
どうもそれがスイッチになっているようで、夕方まで食べ続けています。

でも、おかしいとは思っていませんでした。
何故か夕方になると胸焼け、胃もたれ、微熱が毎日あるなと不思議に思っていましたが、それが過食のせいだとは思っていませんでした。
ネットなどでいろいろ調べていくうちに、過食のせいだと知りました。
それを受け入れるのに時間がかかりました。

精神科、心療内科、カウンセリングにも行きました。
ある精神科の初診で「食べなきゃいいんじゃない?」と言われ、2回目の診察で「もういいでしょ。次来てもまた同じ事の繰り返しなんだから」と吐き捨てられました。
ショックでした。
精神科医だからといって理解があるわけではないんだと知りました。

どこの病院でも機械と話しているようで、マニュアル通りの事しか言わないなと、患者の心を開かせるための心理術でも使っているのかな?と思う言葉しかなく、真剣に話を聞いてくれていると思えず通うのをやめてしまいました。

昨年かなり歳上の知人に話の流れでついポロッと話してしまったことがあります。
その時に
「ずいぶん(過食するお金や時間に)余裕のある生活しているね」
「自分は子供の頃(戦後)電気も水道もなくすごく苦労した。親から愛されていないと思っていた。でも世の中にはもっと劣悪な環境で生きている人達がいることを知って、自分の苦労は大したことじゃないと知った」
「だからあなたの行動は贅沢病だ、わがまま病だ」
と言われました。

確かにそうだと思います。
発展途上国には過食症はいないですもんね。
国民全体が乏しかった時代にもいなかったでしょうね。
お金も食べ物も時間も沢山あるから過食できるんだ。
お金がなくて万引きまでして過食する人もいるけど、万引き出来るほど沢山の食べ物があふれているから過食が出来るんだ。

でもそんな話聞いたって過食がやめられるわけじゃない。
そんな簡単なことじゃない。
他人の苦労話を聞いてやめられたらとっくにやめてる。
そう言いたかったけど、言えませんでした。
2度と人に話すもんかと思いました。
たぶん、心のどこかに¨もしかしたら助けてもらえるかも¨と淡い期待があったんだと思います。
そんなことあるわけない。
相手は無知の素人。
話した私がバカでした。

自分が摂食障害だと自覚してからは嫌と言うほど自分について考えました。
でもまだまだ分かっていない所が沢山ありそうです。

心にフタをして布でくるんで紐でグルグルに縛って、掘った穴に埋めて土をかぶせ、その上から頑丈な建物を建てたかのようです。

これを壊して掘り起こして紐をほどいて…大変ですね。
今は自分に心底呆れていますが、気長に向き合っていくしかないですね。