過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食嘔吐の母、子どもが吐くことを真似するように

女性 主婦 35歳 A型 東京都
18歳くらいからずっと生理不順でした。
20歳の頃婦人科を受診し、自発的に排卵できない体質、自然妊娠は難しいと言われました。
それからホルモン剤やピルを使った治療をしましたが、薬によって体重が増えることやむくむことが嫌で、過度な食事制限をしました。
それがストレスになり過食もしました。
生理不順の原因が、もともとの体質なのかダイエットが原因なのかはわかりませんが、ダイエットが生理不順を招くと分かっていても、体重が増えることの方が嫌でした。
結婚し、子どもが欲しいと思った時に、自然にできないと分かっていたので不妊治療を始めました。まず体重を増やすことと言われましたがとても抵抗がありました。
夜はほとんど食べなくても、薬で体重は増えました。
1度流産を経験し、1年半後妊娠しました。
その頃は喜びの方が大きく、身体のために夜ご飯も食べれるようになりました。
産後、思うようにいかない育児や自分の時間が持てないことで過食が再発しました。
子どもが1歳を過ぎ、仕事復帰してから、過食嘔吐するようになりました。
過食が翌日に響かないようにです。
吐きすぎてのどが痛くても、仕事をしていると嘔吐している自分を忘れることができました。
何事もなかったかのように過ごすことができました。
しかし、子どもが吐くことを真似するようになりました。
そのとき初めて自分は病気かもしれないと思いました。
心療内科を受診しようと思いましたが、仕事と育児で時間がとれないことを言い訳に行きませんでした。
その後双子を妊娠し、1年おさまっていた過食嘔吐がこの夏再発しました。
頻度が増えて怖くなり、ここにたどり着きました。