過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

子供と遊ぶよりも過食嘔吐に時間を費やした、最悪な12年間。

女性 会社員 32歳 A型

拒食症の時は、毎日、カロリーや体重の事で頭が一杯で、ろくに子育ても出来ませんでした。

過食嘔吐となり、毎日食べ吐きでいつの間にかやめられなくなっていました。
一日何も食べずに夜過食するとき、「もしかしたら、いきなりこんなに沢山食べたら死んでしまうんじゃないか」と思うほど食べました。
いつの間にか、抜け出したくても 抜け出せなくなっていく所が本当に怖い。
食費の為に働いている様な毎日。とても辛かったです。

摂食障害のせいで母とも上手く行かなくなりました。
趣味をしたり友達と遊んだりもしなくなり、過食嘔吐と体重、食料・買い物・仕事に追われる日々。
子供と出かけたり遊ぶことよりも、過食嘔吐に時間を費やしました。
嘔吐後は虚しくなり、自己嫌悪になったり睡眠不足になったり。
考えてみると最悪な12年間でした。

このまま治さなければ、毎日かなりの飲食代もかかり体力も落ちていって、身体もだんだんボロボロとなっていくでしょう。
もちろん寿命も短くなると思います。
他の病気にもなりやすいでしょう。

家族も理解はしてくれていますが、私が嫌気がさしたりイライラしたりついつい口うるさくなったり。過食嘔吐のせいで家族と仲良くしづらくなりました。

摂食障害になる前に戻れるものなら戻りたいです。

精神的にも不安定な日々を幾日過ごしてきたのでしょうか。
自分を傷つけたかった。
こんな自分が嫌だった。

友達や他人とも距離を置いてしまいます。
普通の仲が良い親子関係も失いました。
何も良い事なんてなかった。

でも、治そうとは思いながら、苦しみ悩みもがいて何とか毎日を生きてきました。
早く治そう治そうとすると余計症状が悪くなったり、本当にやっかいな大変な病気です。
ぱっと治す薬もない。
もうこれ以上苦しみたくないです。