過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食症は食べ物への依存。常に何かに依存していた人生でした。

女性 会社員 34歳 AB型

16歳の頃、軽はずみなダイエットで簡単に5キロ痩せた。
でも貰い物のお菓子を異常に食べ、すぐリバウンド。
そこから、ありとあらゆるダイエットを試してはリバウンド。
高級なダイエット製品やエステなどで100万は軽く使いました。
18歳で就職してからは憧れのブランドの服にはまり、給料入っては1週間程で15万ほど使い、一瞬で給料は無くなっていました。
男遊びも激しかったです。
17歳から覚えたタバコは23歳には1日2箱。
さすがに頭痛もひどくなり、タバコは身体に良くないから止めようと、禁煙の本を読んで禁煙に成功しました。
その間もダイエットリバウンドは繰り返してましたが、
禁煙後からだんだん酷くなったのは過食嘔吐です。
タバコを吸ってた内は口寂しさが紛れてた。
ダイエット中で、1週間の内1回は沢山食べてオッケーな日を作ったら、
だんだん週に1回が足りなくなり週に2回、3回。
食べれる日に山ほど食べよう!明日からまた食べれないから…。
でも、食べたことを無かった事にしたくて吐きました。
私の過食嘔吐は、ダイエットが成功しないからだ、という認識しかありませんでした。

32歳で嘔吐するから過食が治まらないとネットで見つけ、嘔吐は止めて現在は過食のみ。
センターに相談する内に分かった事は、私は「常に何かに依存していた」ということです。
ただ対象が変わってるだけ…。
その時々で私は一切気づいていませんでした。
買い物依存性、セックス依存性、ニコチン依存性、摂食障害。

父がアルコール依存性だったので、私はアルコールには絶対のまれない、むしろ依存しないちゃんとした人間だ!と思っていましたが、私の行ってきた行為は…と思うと、とても怖くなりました。

34歳になって、初めてここまで自分を見つめる事ができ、私はなるべくして摂食障害になったということが分かりました。
ここでちゃんと治さないと、私の依存は続いて行くのでしょう。