過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

肩書きの立派な名医であっても

女性 会社員 26歳 B型 群馬県

群馬県前橋市の総合病院の心療内科に通院経験があります。

わたしの場合は最初は抗うつ症状、情緒不安定を主とした内容で通院していたので
それだからなのかもしれませんが。。。

過食症状、故意に嘔吐していまっている状況を伝えても
軽い感じで流されてしまいました。

担当医師は、肩書も立派で有名な先生でした。

「今は情緒不安てなだけだから、心が防衛反応で食べ物を欲しているだけ
食べたいものを食べたいだけ食べて 吐きたかったら吐いていいよ。
あ~、食べすぎちゃった、吐いちゃった、くらいな楽観的な感じでいいから。」

いつもそういわれてました。

発症して5年が経ち通院していますが、何度言ってもこんな感じでした。

なので私も最初はそう思っていたし、今はストレスがたまってるだけ、情緒不安定なだけって
そう言い聞かせてました。

だけど、症状はひどくなるばかりだし、嘔吐したあとのこの脱力感、罪悪感、焦燥感、体調の悪さはただごとじゃないと思えてきました。

自分が摂食障害だと自覚するようになり思ったことは
今ではうつ病やパニック障害などはだいぶ理解されるようになり
精神科やクリニックの数も急激に増えたと思います。

ですが、これは難病です。

いくら有名な病院、名医であったとしても
摂食障害を専門としている先生、もしくはきちんとした理解や経験がない先生でないと
適確な治療・判断を下せないのだと思いました。

安易な通院は逆効果なのかもしれません。

わたしのように症状を訴えても軽視されてしまったら、その人はずっとずっと摂食障害だと自覚できないまま、悪化の一途を辿りながら生きていかなくてはならないのですから。

あくまでも、わたし一個人の感想です。

※摂食障害の患者さんは良い治療を受けてもマイナスな受け取りをする傾向があります。
あくまで参加者の感想であり、センターの立場とは一切関係ありません。