過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

病院を変えても続いた過食

男性 自営業 32歳 A型 千葉県

私は最初、大きなうつ症状が出て、千葉県鴨川市の亀田クリニック心療内科にかかりました。

この当初は拒食症になり食べ物をあまり受け付けず、体重が10kg程度あっという間に落ちました。

その後大きなうつ症状は一時的に治まったのですが、そのころから同時に過食症へと転じていきました。

この過食症について、心療内科の医者、またはカウンセラーに何度も何度も相談しました。

医者は私の症状を聞いて、食欲を抑える薬を何種類も出してくれましたが、過食は止まりませんでした。

またカウンセラーは「ガムを噛む」「食べたら一度箸を置く」などと、いろいろな指導を受けましたが
何せ過食衝動が出たときにはそのような指導など効果がなく、ひたすら食べ物を口に詰め込んでいました。

その病院でうつと過食の治療が何年も続いた後、私は自分が「発達障害」の可能性を考え、医者に相談します。

しかしそのようなことはない、と一蹴されてしまい、私は転院を決意しました。

大人の発達障害が診断可能である、東京都内のあるクリニック(申し訳ありませんがここは伏せさせていただきます)にたどり着きました。

ここで受けた心理検査などの結果「広汎性発達障害」であり、その二次障害として「うつ状態」であることがわかりました。

こちらの病院で処方された薬は
私の精神状態をはるかに快方へと向かわせました。
この点に関しては感謝しても感謝しきれません。

しかし、過食については「習慣からくるものだから」と取り合ってもらえず、その後も過食嘔吐は続いていました。

このままではいけない。

そう悩んで探した結果、こちらの電話相談にたどり着いた次第です。

こちらに相談してから私の過食は止まっています。
しかしこれは擬似停止に過ぎないということを強く認識しております。

過食を完全に止めるために、相談を毎日欠かさず続けていきたいと思います。

※摂食障害の患者さんは良い治療を受けてもマイナスな受け取りをする傾向があります。
あくまで参加者の感想であり、センターの立場とは一切関係ありません。